男子プロテニス協会のATPは6日に公式サイトで世界ランク8位の
A・ズベレフ(ドイツ)のコメントを掲載。12日に開幕する最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)に向けて「出場することは名誉」と明かした。
>>ダニエル 太郎、望月 慎太郎ら松山CH組合せ<<26歳のズべレフが最終戦Nitto ATPファイナルズに出場するのは2021年以来2年ぶり6度目。2018年には準決勝で
R・フェデラー(スイス)、決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を下し初優勝を飾ると2021年には準決勝でジョコビッチ、決勝で
D・メドベージェフを下し2度目のタイトル獲得。世界ランキングの上位2選手に準決勝と決勝で勝利を収めた大会史上4人目の選手としてトロフィーを掲げた。
昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で大怪我を負ったズベレフは今季序盤、本来の状態を取れ戻せず。当時についてズべレフは「今年の初めはまだ痛みと向き合っていたと思う。プレーした試合を振り返ってみると思うように動けなかったし、コートの中でスライディングもできなかった」と明かした。
それでも今年の全仏オープンで4強入りを果たすとその後徐々に調子を上げ7月のハンブルグ・ヨーロピアン・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)で2021年11月のNitto ATPファイナルズ以来 約1年9ヵ月ぶり20個目のタイトルを獲得。さらに9月の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)で今季2勝目を飾った。
2年ぶりの最終戦出場についてズべレフは「そこにいるのは名誉なこと。世界でたったの8人しか出場できない内の1人だから、その大会に参加できることを光栄に感じる」とし2度の優勝を果たしたことについては「他の大会で、もしノヴァークやダニール(メドベージェフ)に負けていたら、敗退している。 でも、そこから追い上げ2度のチャンピオンになった。今を楽しむことが大事だと思う。世界トップ8の1人であること、そして彼らと戦えること、それは僕にとって楽しいことなんだ」と述べた。
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