日本テニスの頂点を争う大会、三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 98th(東京/有明、ハード)は大会最終日となる5日に男子ダブルス決勝が行われ、第2シードの
市川泰誠(ノア・インドアステージ)/ 渡邉聖太(橋本総業ホールディングス)ペアが第4シードの
田口涼太郎(Team REC)/
羽澤慎治(JCRファーマ)ペアを6-3, 6-2のストレートで破り、優勝を果たした。
>>全日本 男子シングルス組合せ・結果<<>>全日本 女子シングルス組合せ・結果<<全日本テニス選手権 98thは予選が10月25日から27日まで行われ、本戦が10月28日に開幕。大会最終日は11月5日を予定しており、東京の有明テニスの森公園で行われている。
第2シードの市川/渡邉ペアは準決勝で第3シードの柚木武(イカイ)/
片山翔(伊予銀行)ペアをストレートで下し決勝進出。一方、第4シードの田口/羽澤ペアは大会3連覇を目指し第1シードとして出場した
上杉海斗(江崎グリコ)/
松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)ペアをストレートで退け決勝に駒を進めた。
決勝戦の第1セット、市川/渡邉ペアが6-3で先取。勢いのまま第2セットに臨むと開始から4ゲームを連取し1度もブレークバックを許さず、1時間9分で優勝を決めた。
試合後の会見で渡邉は「試合前から市川選手が緊張していると言っていたので僕も緊張していたんですけど2人で助け合いながら最後まで強気にプレーできたので良かったなと思います」とコメント。
「優勝も狙っていた訳ではなかったです。第2シードとしての出場でしたが1回戦からずっと強敵ばかりだったので目の前の一戦しか考えられない感じでした。最終的にこのような結果になったのはすごいうれしいですけど、タイトルを獲らなければというプレッシャーは正直あまりなかったです」
また、市川は「出だしは結構緊張して思い切りプレーできる場面が少なかったですけど徐々にお互いに良いプレーを出していって勢いに乗れたのが良かったと思います」と試合を振り返り、優勝した瞬間については「第2シードなのでチャンスはあると思っていました。1回戦からセットを取られずに勝てるとは思っていなかったので正直びっくりしています。優勝した瞬間はうれしいのもありましたけど疲れたなというのが強かったです(笑)」と明かした。
準優勝の羽澤と田口のペアと優勝した渡邉と市川のペア[画像提供: tennis365.net]
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