テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は5日、女子シングルス準々決勝が行われ、第6シードの
C・ガウフ(アメリカ)が第20シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)を6-0, 6-2のストレートで破り、大会初のベスト4進出を果たした。10代のアメリカ人選手が全米オープン準決勝に進出するのは2001年の
S・ウィリアムズ(アメリカ)以来22年ぶりとなった。
>>【動画】19歳ガウフ 全米OP4強入り決め喜び爆発<<>>ティアフォーvsシェルトン 全米OP準々決勝1ポイント速報<<19歳のガウフは今大会の前哨戦となるW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)で「WTA1000」初制覇を達成。母国アメリカの期待を背負う中、米国勢では2017年の
S・スティーブンス(アメリカ)以来の全米オープン女子シングルス優勝を目指している。
4回戦で第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)を下した世界ランク21位のオスタペンコと対戦した準決勝。36本のアンフォーストエラーを犯したオスタペンコは開始からミスを連発。ガウフは1ゲームも取られることなく、第1セットを20分で先取。続く第2セット、ガウフは3度のブレークに成功し、わずか1時間7分で勝利した。
10代のアメリカ人選手として2001年のセリーナ以来22年ぶりにベスト4進出を果たしたガウフは試合後の会見で次のようにコメントした。
「それは私にとって大きな意味がある。彼女と同じ道を辿ることは素晴らしいことよ。彼女は史上最高の選手で、私はまだその足元にも及ばない。彼女と同じ記録を作れるなんて本当に光栄だわ。当たり前のことだとは思っていない。彼女は私のアイドル。もし、私が子どもの頃に彼女と同じ記録を作ったと言われたら、パニックになると思うわ。自分にプレッシャーを与えたりしたくないから、あまり考えないようにしているけど、彼女と同じ記録を持つことは素晴らしい瞬間よ」
勝利したガウフは準決勝で第10シードの
K・ムチョバ(チェコ)と第30シードの
S・シルステア(ルーマニア)の勝者と対戦する。
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