男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2025(日本/東京、ハード、ATP500)は22日、シングルス予選1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク189位の
坂本怜が予選第6シードの
A・ウォルトン(オーストラリア)に6-2, 6-4のストレートで快勝し初の予選決勝進出を果たすとともに、本戦入りに王手をかけた。試合後、坂本は「(自分は)期待せざるを得ない存在だと思うので、楽しいです」と語った。
>>坂本怜 ジャパンOP予選決勝進出でいくら稼いだ?<<2試合に勝利すると24日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。
19歳の坂本が同大会の予選に出場するのは2年連続2度目。初出場となった昨年は予選1回戦で敗退していた。
26歳で世界ランク76位のウォルトンとの顔合わせとなった予選1回戦、坂本は7本のサービスエースを決めファーストサービス時に85パーセントの確率でポイントを獲得。相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功し、1時間24分で快勝した。
試合後に取材に応じた坂本は「サーブがすごい良くて、(相手の)ブレークポイント1本だけで、それ以外もサーブからサーブプラスワンくらいまでで終わったポイントが今までで一番多かったので、それがすごい良かったなと思います」と予選1回戦を振り返った。
さらに、日本のファンが期待していると記者から声をかけられると「(自分は)期待せざるを得ない存在だと思うので、楽しいです」と坂本節も忘れなかった。
また、昨年の同大会で敗れた際には「人生で一番緊張した」と語っていた坂本。今日の試合は緊張したか問われると「緊張はめっちゃしてました。緊張はめっちゃしたんですけど、デビスカップでプレーしたっていうのもありつつ、少しずつ慣れてはきています。緊張というのもいいエネルギーに変えられて、硬くなりすぎずできたかなと思います」と成長をうかがわせた。
勝利した坂本は予選決勝で世界ランク93位の
A・ブキッチ(オーストラリア)と対戦する。ブキッチは予選1回戦で予選第3シードの
A・コバチェビッチ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
[PR] 「木下グループジャパンオープンテニス」
9/24~9/30 WOWOWで連日独占生中継!■WOWOWオンデマンドはこちら
■関連ニュース
・錦織 圭元コーチの陣営入り 正式発表・珍サーブで奇襲「見たことない」・杉山 愛監督「厳しい戦いだった」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング