男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は18日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が予選から出場した世界ランク70位の
M・パーセル(オーストラリア)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、ベスト4進出を決めるとともに今季公式戦最多となるマッチ52勝目をあげた。
>>アルカラス、ジョコビッチらシンシナティ組合せ<<20歳のアルカラスは3回戦で第14シードの
T・ポール(アメリカ)を7-6 (8-6), 6-7 (0-7), 6-3のフルセットで下し8強入り。一方のパーセルは予選2試合を勝ち抜き本戦入りすると、3回戦で世界ランク51位の
S・ワウリンカ(スイス)をストレートで下しての勝ち上がり。
準々決勝の第1セット、アルカラスはファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が69パーセントに留まると、1度のブレークチャンスをいかされ先行される。しかし、第2セットでは自身のサービスゲームで5ポイントしか落とさないプレーを披露しブレークチャンスを与えることなくセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセット、4本のダブルフォルトを犯すなどサービスの安定力に不安の残るアルカラスだったがパーセルのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは7度のブレークポイントを握り、そのうち2度のブレークに成功。2時間11分で逆転勝ちをおさめた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)と4月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)に続く3度目の「ATPマスターズ1000」優勝にあと2勝まで迫ったアルカラスのコメントが掲載されている。
「本当にタフだったよ。今日はトリッキーだった。彼(パーセル)はネットプレーがうまかったと思うけど、僕はいいプレーができたと思う。コートの中でうまくリターンできたし、それが今日の勝利の鍵だった。簡単なことではなかったけど、本当に、本当にうれしく思っているんだ」
準決勝では世界ランク20位の
H・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。フルカチュは準々決勝でラッキールーザーで出場した同58位の
A・ポピリン(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第16シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が4強入りを決めている。
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