男子テニスのジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)は1日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク116位の
D・ティーム(オーストリア)が予選を勝ち上がった同135位の
F・バグニス(アルゼンチン)を7-6 (7-3), 7-6 (8-6)のストレートで破り、2年連続の初戦突破を果たした。
>>【動画】ティーム 強烈バックハンドでブレークポイントを凌いだ場面<<>>綿貫、島袋ら出場 ムバダラ・シティOP組合せ<<前週のクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)では2回戦で敗れた元世界ランク3位で29歳のティーム。ジェネラリ・オープンに出場するのは2年連続11度目であり、2014年に準優勝、2019年に優勝を飾った。
1回戦の第1セット、第4ゲームでブレークを許したティーム。ゲームカウント2-4とリードを許したところで雨天により中断となる。それでも再開後の第7ゲームでブレークバックに成功。第10ゲームではセットポイントとなるブレークポイントを5度握られるも全て凌ぎタイブレークに突入。ティームは2度のミニブレークを奪い先行する。
続く第2セット、第1ゲームから3ゲームを連取したティームだったが第5ゲームでブレークバックを許す。その後はサービスキープが続き再びタイブレークにもつれ込む。2度のセットポイントを凌いだティームは1本のマッチポイントをものにし、2時間22分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPはティームのコメントを掲載し、母国で開催される同大会での声援が力になったことを明かした。
「ここキッツビュールで本当に素晴らしい夜になったよ。ナイトセッションで初戦を戦うのはこれで3度目だけど、どれも伝説的な試合だった。雨天順延で大変だったけど、みんな残ってくれて素晴らしい雰囲気だった。2回戦に進出できて本当にうれしいよ」
「雨天順延から戻った第1セット、僕はとてもいいプレーができた。彼(バグニス)もそれを続けていたね。僕はアグレッシブにプレーし、多くのポイントをネットで獲得した」
勝利したティームは2回戦で世界ランク53位の
ジャン・ジジェン(中国)と対戦する。ジャンは1回戦で第7シードの
D・ラヨビッチ(セルビア)を6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードの
L・ジェレ(セルビア)、第8シードの
D・アルトマイアー(ドイツ)らが2回戦に駒を進めている。
[PR]「男子テニスツアー ATP500 ワシントンD.C.」をWOWOWで放送・ライブ配信・アーカイブ配信
8/28~9/11 全米オープンテニス WOWOWで連日独占生中継!WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定■WOWOWオンデマンドはこちら>
■関連ニュース
・ティーム 復帰後のプレーに言及・ティーム「100%でも勝てない」・ティーム『復帰までの道のり』■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング