国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ティーム『復帰までの道のり』

ドミニク・ティーム
全仏OPでのドミニク・ティーム
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATPは元世界ランク3位のD・ティーム(オーストリア)にインタビューを実施。右手首の負傷から復帰し、前週のノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)でベスト8進出を果たすまでの道のりを振り返った。

現在、世界ランク346位のティームは昨年6月に右手首を負傷。今年3月のエニーテック365・アンダルシア・オープン(スペイン/マルベーリャ、クレー、ATPチャレンジャー)でツアー復帰を果たすも、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)やBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を含む7大会で初戦敗退となっており、白星を挙げられていなかった。

28歳のティームはこれについて「春は次々と試合に負けてしまい、ポジティブでいることは簡単ではなかった。また、自分のプレーも他の選手たちと比べると物足りなかった。自分も勝てないということを自覚して試合に臨んだので、そこは非常に難しかったね」と語った。

「精神的にも大変だった。ローラン・ギャロス(全仏オープン)の後、チームと話し合い、基本に立ち返り、以前のレベルに近づけるために、違うトレーニング方法が必要だと思った。今は、また良くなってきている。春はそれほど良くはなかった。負けて5日間練習して、次の試合でまた負けるというのは、とても辛いこと。とてもタフだった」

それでも、前々週のザルツブルク・オープン(オーストリア/ザルツブルク、クレー、ATPチャレンジャー)1回戦では予選勝者で世界ランク210位のF・ミソリック(オーストリア)をストレートで撃破。2回戦で第7シードのF・バグニス(アルゼンチン)にフルセットの末に敗れたものの、昨年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)以来となる約1年2か月ぶりの勝利を挙げた。

「この勝利はとてもいい気分だし、必要とされていたものだ。前週のザルツブルグでのATPチャレンジャー大会では(2回戦で)負けてしまったが、正しい方向への一歩を踏み出すことができた。ローラン・ギャロスや他の大会に比べれば、大きな進歩があったと思うよ」

そして、前週のノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)では1回戦で世界ランク43位のE・ルースブオリ(フィンランド)、2回戦で第4シードで同20位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)を破り、昨年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)以来となるツアー8強に駒を進めていた。

ティームはこの勝利について「バスタッドではトップ50に入るような相手にも2勝できたので、自信に繋がった。試合に勝って勢いと自信をつけることはとても楽しいし、これからの人生に活かせることだと思う」と言及。

「今はキャリアをスタートさせた頃のように、全ての勝利が特別なものに感じられる。ATP250のバスタッドで準々決勝に進出できたことは、僕にとってとても大きなことなんだ。レベルはとても高く、すべてのプレーヤーがとてもいいプレーをしているから、あらゆる試合の勝利は特別であるべきだし、今またそう感じている」

また、9カ月間試合から遠ざかったいたことについて「問題は十分な時間がなく、プレーの準備ができなかったこと。それが一番だった。僕は長い休みの後、少し時間が必要な選手なんだ。オフシーズンの後でも、感覚やフットワークを取り戻すために試合が必要だし、1年間も休んでいたんだから、そのすべてが大きな苦しみだった。悪い時期ではあったけど、そこから解放されたことに満足している」と述べた。

最後に今後の目標についてティームは「主な目標は、シーズン終了までに自分のベストなレベルを取り戻すこと。コートに立ったときに以前のようなプレーをすること。どんな相手にも勝てると思うことだよ。今すぐには無理だろうし、全米オープンまでには無理だろうけどね。今年中はそれが目標だよ」と明かした。

ティームは今週のEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)への出場を予定。2015年以来7年ぶり2度目の優勝を目指し、1回戦で第7シードのH・ガストン(フランス)と顔を合わせる。




■関連ニュース

・ティーム 14ヵ月ぶりツアー勝利
・ティーム「今週の成績に満足」
・ティーム 激闘も敗退、4強逃す

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2022年7月19日12時13分)

コメント数 0件
こんにちはテニス大好きさん
右上の「コメントを書く」ボタンを押して、この記事を読んだ感想をコメントしよう!
その他のニュース

7月24日

西岡良仁 7年ぶり世界130位以下へ (16時17分)

45歳ヴィーナス 次戦も推薦で出場 (15時40分)

驚異の19歳 トップ10に今季4勝1敗 (15時11分)

錦織圭 復帰に向け練習公開 (14時08分)

テクニファイバー 数量限定モデル T-FIGHT I.D発売 (13時35分)

【告知】大坂なおみvsラドゥカヌ (12時24分)

世界111位が第1シード撃破し8強 (11時50分)

チチパス わずか2ヵ月でコーチ解約 (11時00分)

西岡良仁 世界18位に屈し2回戦敗退 (9時46分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsコボッリ (9時00分)

メドベージェフ 逆転勝ちで初戦突破 (8時49分)

7月23日

第2シードに逆転勝ちで16強 (13時13分)

ヴィーナス 復帰戦で衝撃の初戦突破 (10時58分)

大坂なおみ ラドゥカヌと初対戦へ (10時06分)

坂本怜 逆転負けで初戦敗退 (9時25分)

大坂なおみ「勝つ方法分かってる」 (8時54分)

大坂なおみ ストレート勝ちで初戦突破 (7時55分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsプチンセワ (6時20分)

7月22日

伊藤あおい 18歳に完敗で初戦敗退 (20時43分)

【1ポイント速報】伊藤あおいvsバレントバ  (19時35分)

経験者のための少人数制レッスンイベントが開催 (18時39分)

45歳ヴィーナス復帰戦 複で初戦突破 (14時56分)

40歳ワウリンカ 3ヵ月ぶりツアー白星 (13時48分)

アルカラスも欠場 過密日程が影響か (10時46分)

西岡良仁 実力者下し5ヵ月ぶり白星 (8時52分)

7月21日

内島萌夏 19歳に屈し初戦敗退 (21時33分)

本玉真唯 予選勝ち抜くも初戦敗退 (20時10分)

錦織圭 世界70位で日本勢トップ維持 (19時29分)

23歳 クレーでツアー3度目V (18時45分)

22歳 衝撃の全仏OPから1ヵ月で初V (15時57分)

ジョコとシナー、マスターズ1000欠場 (14時39分)

杉山愛 大坂なおみとのやり取り明かす (12時15分)

大坂なおみら 日本代表5名が決定 (11時05分)

逆転有罪に怒りの抗議「壊れた制度」 (10時00分)

苦手クレーで初Vも「完全な拷問」 (8時54分)

二宮真琴 激闘制し8度目複V (8時00分)

【動画】錦織圭が練習公開!ハードコートで軽快にストローク放つ! (0時00分)

【動画】メドベージェフ 逆転勝ちで初戦突破!勝利の瞬間! (0時00分)

【動画】45歳ヴィーナス 衝撃の復帰戦!世界35位に勝利する瞬間! (0時00分)

【動画】大坂なおみ 得意のハードコートで勝利した瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!