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ティーム『復帰までの道のり』

ドミニク・ティーム
全仏OPでのドミニク・ティーム
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATPは元世界ランク3位のD・ティーム(オーストリア)にインタビューを実施。右手首の負傷から復帰し、前週のノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)でベスト8進出を果たすまでの道のりを振り返った。

現在、世界ランク346位のティームは昨年6月に右手首を負傷。今年3月のエニーテック365・アンダルシア・オープン(スペイン/マルベーリャ、クレー、ATPチャレンジャー)でツアー復帰を果たすも、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)やBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を含む7大会で初戦敗退となっており、白星を挙げられていなかった。

28歳のティームはこれについて「春は次々と試合に負けてしまい、ポジティブでいることは簡単ではなかった。また、自分のプレーも他の選手たちと比べると物足りなかった。自分も勝てないということを自覚して試合に臨んだので、そこは非常に難しかったね」と語った。

「精神的にも大変だった。ローラン・ギャロス(全仏オープン)の後、チームと話し合い、基本に立ち返り、以前のレベルに近づけるために、違うトレーニング方法が必要だと思った。今は、また良くなってきている。春はそれほど良くはなかった。負けて5日間練習して、次の試合でまた負けるというのは、とても辛いこと。とてもタフだった」

それでも、前々週のザルツブルク・オープン(オーストリア/ザルツブルク、クレー、ATPチャレンジャー)1回戦では予選勝者で世界ランク210位のF・ミソリック(オーストリア)をストレートで撃破。2回戦で第7シードのF・バグニス(アルゼンチン)にフルセットの末に敗れたものの、昨年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)以来となる約1年2か月ぶりの勝利を挙げた。

「この勝利はとてもいい気分だし、必要とされていたものだ。前週のザルツブルグでのATPチャレンジャー大会では(2回戦で)負けてしまったが、正しい方向への一歩を踏み出すことができた。ローラン・ギャロスや他の大会に比べれば、大きな進歩があったと思うよ」

そして、前週のノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)では1回戦で世界ランク43位のE・ルースブオリ(フィンランド)、2回戦で第4シードで同20位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)を破り、昨年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)以来となるツアー8強に駒を進めていた。

ティームはこの勝利について「バスタッドではトップ50に入るような相手にも2勝できたので、自信に繋がった。試合に勝って勢いと自信をつけることはとても楽しいし、これからの人生に活かせることだと思う」と言及。

「今はキャリアをスタートさせた頃のように、全ての勝利が特別なものに感じられる。ATP250のバスタッドで準々決勝に進出できたことは、僕にとってとても大きなことなんだ。レベルはとても高く、すべてのプレーヤーがとてもいいプレーをしているから、あらゆる試合の勝利は特別であるべきだし、今またそう感じている」

また、9カ月間試合から遠ざかったいたことについて「問題は十分な時間がなく、プレーの準備ができなかったこと。それが一番だった。僕は長い休みの後、少し時間が必要な選手なんだ。オフシーズンの後でも、感覚やフットワークを取り戻すために試合が必要だし、1年間も休んでいたんだから、そのすべてが大きな苦しみだった。悪い時期ではあったけど、そこから解放されたことに満足している」と述べた。

最後に今後の目標についてティームは「主な目標は、シーズン終了までに自分のベストなレベルを取り戻すこと。コートに立ったときに以前のようなプレーをすること。どんな相手にも勝てると思うことだよ。今すぐには無理だろうし、全米オープンまでには無理だろうけどね。今年中はそれが目標だよ」と明かした。

ティームは今週のEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)への出場を予定。2015年以来7年ぶり2度目の優勝を目指し、1回戦で第7シードのH・ガストン(フランス)と顔を合わせる。




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(2022年7月19日12時13分)

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