男子テニスのインフォシス・ホール・オブ・フェーム・オープン(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)は21日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク126位の
J・イズナー(アメリカ)が第1シードの
T・ポール(アメリカ)を4-6, 6-3, 7-6 (7-4)の逆転で破り、今年2月のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)に続き今季2度目のベスト4進出を果たした。
>>【動画】38歳イズナー 第1シード撃破の瞬間、今季2度目の4強<<今季はダラス・オープンで準優勝を果たした38歳のイズナー。しかし、その後は調子が上がらず、前週のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の初戦敗退でマッチ6連敗を喫していた。
それでも今大会、1回戦で予選を勝ち上がった世界ランク345位の
A・ボルト(オーストラリア)、2回戦で第8シードの
C・ムーテ(フランス)を下し8強入りした。
世界ランク14位のポールと対戦した準々決勝の第1セット、イズナーは第3ゲームで3度のブレークポイントを凌ぐも第7ゲームでブレークを許す。第9ゲームでは3本のセットポイントとなるブレークポイントを凌ぐもブレークを返せず、先行される。
それでも続く第2セットではファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得し1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでイズナーは第6ゲームでブレークを奪い、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。イズナーは2度のミニブレークに成功し、2時間41分の激闘を制した。この試合、イズナーはサービスエースを20本記録した。
勝利したイズナーは準決勝で世界ランク190位の
A・ミケルセン(アメリカ)と対戦する。ミケルセンは準々決勝で第4シードの
M・マクドナルド(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
A・マナリノ(フランス)と第3シードの
U・アンベール(フランス)が4強に駒を進めた。
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