女子テニスの7月17日付WTA世界ランキングが更新され、前週のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で四大大会初のベスト16進出を果たした16歳の
M・アンドレーワが前回から36上げてキャリアハイとなる66位に浮上しトップ100入りを決めた。
2007年生まれで16歳のアンドレーワは今季、4月のITF大会で2度の優勝を飾ると自身2度目のツアー大会となった同月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)では16強入りを果たす。
その後、先月行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会に初挑戦。予選3試合を勝ち抜くと、本戦では1回戦と2回戦でストレート勝ちし、四大大会初出場で3回戦に進出した。3回戦では19歳で第6シードの
C・ガウフ(アメリカ)に逆転で敗れた。
そして前週行われたウィンブルドンでも快進撃は止まらず。今大会がアンドレーワにとっての芝大会デビュー戦となったが、またしても予選を勝ち抜き本戦出場。第10シードの
B・クレチコバ(チェコ)や第22シードの
A・ポタポヴァを退けグランドスラム初のベスト16進出を果たした。
この成績を残したことでアンドレーワは280ポイントを獲得。900ポイントとし66位に浮上。2023年を293位でスタートしたが、半年が経過した現在で227ものジャンプアップを成し遂げている。
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