男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は14日、シングルス2回戦が行われ、予選を勝ち上がった世界ランク121位の
綿貫陽介は第4シードの
H・フルカチュ(ポーランド)に6-4, 6-7 (5-7), 6-7 (5-7)の逆転で敗れ、昨年5月のリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)以来となるツアー大会2度目のベスト8進出とはならなかった。
>>錦織復帰戦 2回戦1ポイント速報<<>>錦織復帰戦 カリビアンOP組合せ<<25歳の綿貫がボス・オープンに出場するのは今回が初。1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場する元12位の
F・ロペス(スペイン)を7-6 (7-5), 6-3のストレートで破り、初戦突破を果たしている。
2021年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でベスト4進出を記録したフルカチュとの対戦となった綿貫。この日の第1セット、第4・第6ゲームで1度ずつブレークポイント凌ぐと第9ゲームでブレークに成功する。サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームをキープし先行する。
第1セット終了後にはフルカチュがメディカルタイムアウトを取り第2セットへ。開始から互いにサービスキープが続くとタイブレークに突入。綿貫は2度のミニブレークを許し、1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、綿貫は第3・第5・第11ゲームで1度ずつブレークポイントを握られるも全て凌ぎタイブレークに突入。フルカチュに2度のミニブレークを許し、2時間23分の激闘の末に力尽きた。
勝利したフルカチュは準々決勝で世界ランク74位の
C・オコネル(オーストラリア)と対戦する。オコネルは3回戦で同41位の
L・ソネゴ(イタリア)を7-6 (7-5), 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
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