男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)は6日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク141位の
J・ソック(アメリカ)が同74位の
I・イヴァシカを7-6 (7-2), 4-6, 6-4のフルセットで破り、2年連続の初戦突破を果たした。
昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来のツアー大会となった元世界ランク8位のソック。この大会では2014年にベスト8進出を果たしている。
この試合、互いに1度ずつブレークを奪い合うとタイブレークに突入。ソックは3度のブレークに成功し、1時間1分で第1セットを先取する。
続く第2セット、ソックはファーストサービスが入った時に71パーセントの確率でポイントを獲得。しかし、第1ゲームでいきなりブレークを許すとリターンゲームでは1度もブレークを奪えず、1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、序盤で3ゲーム連取に成功したものの、第5ゲームでブレークバックを許す。それでも第9ゲームから再び2ゲームを連取し、3時間3分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでソックのコメントを紹介している。
「この数カ月間、トレーニングに打ち込んできた。僕はオーストラリアに行かなかったので、約3カ月のオフシーズンを過ごした。再び勝利を掴むためにそこで体を整え、すべてを調整してきた」
「この2年間はタフな日々を過ごしてきたが、それを取り戻すのが楽しかった。このような試合があるからこそ、続ける価値があるし、気分も良くなる。次に進むのが楽しみだよ」
勝利したソックは2回戦で第1シードの
T・フリッツ(アメリカ)と対戦する。上位4シードは1回戦免除のため、2回戦から登場する。
今大会の第1シードはフリッツ、第2シードは
F・ティアフォー(アメリカ)、第3シードは
D・シャポバロフ(カナダ)、第4シードは
M・キツマノビッチ(セルビア)、第5シードは
J・イズナー(アメリカ)、第6シードは
J・J・ウルフ(アメリカ)、第7シードは
M・ギロン(アメリカ)、第8シードは
A・マナリノ(フランス)。
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