女子テニスのオープン6thサンス-メトロポール デ リヨン(フランス/リヨン、ハード、WTA250)は5日、シングルス決勝が行われ、世界ランク51位の
A・パークス(アメリカ)が第1シードの
C・ガルシア(フランス)を7-6 (9-7), 7-5のストレートで破り、ツアー初優勝を飾った。
この日、15本のサービスエースを決めファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得した22歳のパークス。第1セットでは互いにサービスキープが続きタイブレークに突入するも、2度のミニブレークに成功し先行する。
続く第2セットでも互いにサービスキープが続くと第11ゲームでは世界ランク5位のガルシアに3度のブレークポイントを握られる。しかし、これを全て凌ぐと直後の第12ゲームでは1度のブレークポイントとなるマッチポイントをものにし、2時間7分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにパークスのコメントを掲載し「WTAツアーの優勝トロフィーを初めて手にするのは、素晴らしい気分だわ。言葉では説明できない。ちょうど昨年、ITF大会の決勝にいたけど今日はWTA250で優勝できた」と語った。
「簡単な試合ではないと思っていたので、今日は自分のサービスゲームに集中することを心掛けた。自分のプレーを貫き、すべてのポイントで戦うことで試合を乗り切ることができたわ。私にとっての成功の鍵は、同じルーチンを保つこと。毎朝同じ時間に起きて、同じ朝食、同じ夕食を摂る。基本的には同じ習慣で、うまくいっているならそれを習慣化するようにしている」
また、同日に行われたダブルス決勝では
C・ブクサ(スペイン)/ B・スクーフス(オランダ)組が
O・ダニロヴィッチ(セルビア)/
A・パノワ組を7-6 (7-5), 6-3のストレートで下し、優勝。スクーフスは2度目、ブクサは初のダブルス制覇となった。
■関連ニュース
・ガルシア 逆転で東レ8強逃す・ガルシア 最終戦V「感謝」・ガルシア 最終戦で初優勝■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング