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チチパス 最終戦「興奮してる」

ステファノス・チチパス
ステファノス・チチパス(パリMS)
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATPは8日、13日開幕の最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)に出場する世界ランク3位のS・チチパス(ギリシャ)のインタビューを掲載。今シーズン、過去の大会での成功などについて振り返った。

チチパスは昨年大会、右肘を負傷し大会の途中で棄権。その後は手術も行い、復帰後の自身のレベルについて「極めて懐疑的」であったが、2022年シーズンの序盤はATPカップ(オーストラリア/シドニー、ハード)に出場。続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では準決勝に進出するなど好調なスタートを切った。

その後、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では2連覇を達成。6月のマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)ではグラスコートでキャリア初の優勝を飾った。

【昨年の途中棄権、イタリアのファンに言及】

チチパスは今大会が4年連続の出場。途中棄権となった昨年大会を振り返り、「残念ながら1試合しか出場できず、自分の本当のプレーを見せる機会がなかった。(今回)イタリアでプレーすることになり、とても興奮している。イタリアの人たちはテニスに対してとても情熱的で、コートやスタジアムに多くのエネルギーを注いでいる。ここ数年、イタリアはテニスの文化がとても素晴らしいよ」と語った。

「彼らはいつも僕のプレーを愛してくれて、とても親切に迎えてくれる。試合に関して、独特な雰囲気を持っていてそれはとてもありがたいことだよ。イタリアの子供たちの前でプレーするのは、いつもとても楽しいね。多くの子供たちがテニスを見るために来てくれるよ」

【2019年大会での優勝を振り返って】

チチパスは優勝を飾ったロンドンでの2019年大会を振り返り、「僕にとっては最高の1週間だった。あそこでプレーしていることを本当に楽しんで、それ以外のことは頭になかったよ。あまり期待はしていなかった。ビッグ8の一員になったという事実が、すでに素晴らしい気分だった」と明かした。

「僕は、ある決断を疑ったり考えすぎたりすることなく、1試合1試合を全力でプレーすることを心掛けた。純粋にテニスをすること、それがどういうわけか僕に有利に働いた。どの試合でも、自分のプレーを最大限に発揮することができたよ」

第6シードとして出場したチチパスはラウンドロビンでD・メドベージェフとA・ズベレフ(ドイツ)を撃破。R・ナダル(スペイン)には敗れたものの決勝トーナメント進出を果たした。準決勝では6度の優勝を誇るR・フェデラー(スイス)をストレートで下すと、決勝でD・ティーム(オーストリア)を逆転で下して優勝を飾っている。

「ロジャーとの試合はサーブがとてもうまくいき、ベースラインのコントロールもうまくいった。とてもいい試合だったね。そして、ドミニクとのスリリングな決勝戦は互いにすべてを出し切った試合だった。激しい試合でプレッシャーも多かった。僅差の接戦で信じられないような決勝戦だったね」

【苦しんだ2022年シーズンの序盤】

今季を世界ランク4位でスタートしたチチパスは右肘を手術しており、最大の関心事は回復だった。

「今年の初めにはいくつかの困難に直面し、そのうちのひとつが肘の手術。とても長い時間苦労した。2022年に自身のパフォーマンスを発揮できるかどうか、非常に懐疑的で自信がなかった。感情的にも良くなかったので、とても難しい瞬間だった。2022年にはあまり期待していなかったし、ほとんどは肘の完治に注力すると思っていた。リハビリプログラムの関係で、あまり激しく復帰を急がず、ゆっくりと過ごさないといけなかったからね」

しかし、チチパスは手術から2カ月も経たないうちに全豪オープンに出場。T・フリッツ(アメリカ)やJ・シナー(イタリア)らを破り、2年連続3度目の4強入りを果たした。

「あそこであんなにいい勝ち上がりができたのは自分でも驚き。僕のシーズンは、そこから始まり、多くの自信を与えてくれた」と語ったチチパスはその後、2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)で準優勝を果たすと、同月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)ではF・ロペス(スペイン)とのダブルスで優勝を飾っている。

【インドアコートでの成功】

インドア・ハードコートのシーズンでは、10月のアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)とストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)の2大会で準優勝している。

「ここ数ヶ月は、コートに立つことにそれほど熱心でなかった大会もいくつかあった。でも、輝きが戻ってきたし、そういう状態になれて本当にうれしいよ。こういう瞬間が、ツアーでは本当に楽しみだからね」

チチパスは前週のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)で4強入りし、勢いのまま最終戦Nitto ATPファイナルズに臨む。チチパスは2022年のツアー大会では、14大会で準々決勝以上に進出している。

今年のNtto ATPファイナルズは世界ランク1位のC・アルカラス(スペイン)が左わき腹負傷のため欠場。代わりにフリッツが入り出場選手8名が揃った。

ナダル
C・ルード(ノルウェー)
チチパス
N・ジョコビッチ(セルビア)
メドベージェフ
F・オジェ アリアシム(カナダ)
A・ルブレフ
フリッツ

【補欠選手】
H・ルーネ
H・フルカチュ(ポーランド)




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(2022年11月8日16時57分)

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