国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

チチパス 最終戦「興奮してる」

ステファノス・チチパス
ステファノス・チチパス(パリMS)
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATPは8日、13日開幕の最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)に出場する世界ランク3位のS・チチパス(ギリシャ)のインタビューを掲載。今シーズン、過去の大会での成功などについて振り返った。

チチパスは昨年大会、右肘を負傷し大会の途中で棄権。その後は手術も行い、復帰後の自身のレベルについて「極めて懐疑的」であったが、2022年シーズンの序盤はATPカップ(オーストラリア/シドニー、ハード)に出場。続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では準決勝に進出するなど好調なスタートを切った。

その後、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では2連覇を達成。6月のマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)ではグラスコートでキャリア初の優勝を飾った。

【昨年の途中棄権、イタリアのファンに言及】

チチパスは今大会が4年連続の出場。途中棄権となった昨年大会を振り返り、「残念ながら1試合しか出場できず、自分の本当のプレーを見せる機会がなかった。(今回)イタリアでプレーすることになり、とても興奮している。イタリアの人たちはテニスに対してとても情熱的で、コートやスタジアムに多くのエネルギーを注いでいる。ここ数年、イタリアはテニスの文化がとても素晴らしいよ」と語った。

「彼らはいつも僕のプレーを愛してくれて、とても親切に迎えてくれる。試合に関して、独特な雰囲気を持っていてそれはとてもありがたいことだよ。イタリアの子供たちの前でプレーするのは、いつもとても楽しいね。多くの子供たちがテニスを見るために来てくれるよ」

【2019年大会での優勝を振り返って】

チチパスは優勝を飾ったロンドンでの2019年大会を振り返り、「僕にとっては最高の1週間だった。あそこでプレーしていることを本当に楽しんで、それ以外のことは頭になかったよ。あまり期待はしていなかった。ビッグ8の一員になったという事実が、すでに素晴らしい気分だった」と明かした。

「僕は、ある決断を疑ったり考えすぎたりすることなく、1試合1試合を全力でプレーすることを心掛けた。純粋にテニスをすること、それがどういうわけか僕に有利に働いた。どの試合でも、自分のプレーを最大限に発揮することができたよ」

第6シードとして出場したチチパスはラウンドロビンでD・メドベージェフA・ズベレフ(ドイツ)を撃破。R・ナダル(スペイン)には敗れたものの決勝トーナメント進出を果たした。準決勝では6度の優勝を誇るR・フェデラー(スイス)をストレートで下すと、決勝でD・ティーム(オーストリア)を逆転で下して優勝を飾っている。

「ロジャーとの試合はサーブがとてもうまくいき、ベースラインのコントロールもうまくいった。とてもいい試合だったね。そして、ドミニクとのスリリングな決勝戦は互いにすべてを出し切った試合だった。激しい試合でプレッシャーも多かった。僅差の接戦で信じられないような決勝戦だったね」

【苦しんだ2022年シーズンの序盤】

今季を世界ランク4位でスタートしたチチパスは右肘を手術しており、最大の関心事は回復だった。

「今年の初めにはいくつかの困難に直面し、そのうちのひとつが肘の手術。とても長い時間苦労した。2022年に自身のパフォーマンスを発揮できるかどうか、非常に懐疑的で自信がなかった。感情的にも良くなかったので、とても難しい瞬間だった。2022年にはあまり期待していなかったし、ほとんどは肘の完治に注力すると思っていた。リハビリプログラムの関係で、あまり激しく復帰を急がず、ゆっくりと過ごさないといけなかったからね」

しかし、チチパスは手術から2カ月も経たないうちに全豪オープンに出場。T・フリッツ(アメリカ)J・シナー(イタリア)らを破り、2年連続3度目の4強入りを果たした。

「あそこであんなにいい勝ち上がりができたのは自分でも驚き。僕のシーズンは、そこから始まり、多くの自信を与えてくれた」と語ったチチパスはその後、2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)で準優勝を果たすと、同月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)ではF・ロペス(スペイン)とのダブルスで優勝を飾っている。

【インドアコートでの成功】

インドア・ハードコートのシーズンでは、10月のアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)とストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)の2大会で準優勝している。

「ここ数ヶ月は、コートに立つことにそれほど熱心でなかった大会もいくつかあった。でも、輝きが戻ってきたし、そういう状態になれて本当にうれしいよ。こういう瞬間が、ツアーでは本当に楽しみだからね」

チチパスは前週のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)で4強入りし、勢いのまま最終戦Nitto ATPファイナルズに臨む。チチパスは2022年のツアー大会では、14大会で準々決勝以上に進出している。

今年のNtto ATPファイナルズは世界ランク1位のC・アルカラス(スペイン)が左わき腹負傷のため欠場。代わりにフリッツが入り出場選手8名が揃った。

ナダル
C・ルード(ノルウェー)
チチパス
N・ジョコビッチ(セルビア)
メドベージェフ
F・オジェ アリアシム(カナダ)
A・ルブレフ
フリッツ

【補欠選手】
H・ルーネ
H・フルカチュ(ポーランド)




■関連ニュース

・チチパス 年末に世界1位の可能性
・チチパス、ジョコ戦「武器ある」
・チチパス「1番イケメン」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2022年11月8日16時57分)

その他のニュース

2月5日

【告知】西岡良仁vsナカシマ (16時09分)

世界8位 快勝で5年連続初戦突破 (14時54分)

シャイな世界9位の“実直”さに注目 (13時54分)

ハレプ引退「もう不可能」 (11時28分)

アルカラス 低調な内容も初戦突破 (10時04分)

【告知】錦織圭vsマハツ (8時07分)

元世界1位、突然の引退発表 (7時21分)

計7時間!? 同日に準決勝&決勝  (0時37分)

2月4日

内島萌夏 世界27位に惜敗 (22時26分)

本玉真唯 日比野菜緒にストレート勝ち (21時04分)

【第39回日本リーグ女子】 決勝T組合わせ (18時03分)

【第39回日本リーグ男子】決勝T組合わせ (17時09分)

元世界2位 15ヵ月ぶりツアー復帰 (15時56分)

全国選抜テニス 団体戦組合せ決定 (12時37分)

ダニエル太郎 フルセットで敗れ初戦敗退 (12時02分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsティアフォー (10時00分)

チチパス快勝で今季マッチ2勝目 (9時15分)

メド、ワウリンカに逆転勝ちで初戦突破 (8時13分)

2月3日

約1年3ヶ月ぶり 9度目V (23時14分)

17歳 園部八奏 世界55位に快勝 (21時22分)

3度目の正直「ついに優勝できた」 (20時08分)

錦織・西岡ら3日付世界ランク (17時35分)

西岡良仁 波紋呼ぶ“接触事故”に言及 (16時27分)

大坂は変動なし 3日付日本勢世界ランク (15時09分)

怒りの声明「この1週間全てが台無し」 (14時55分)

日本らデ杯予選1回戦結果一覧 (13時32分)

シナーが「今ベストの選手」 (12時13分)

加齢で変化 メド「火絶やさないように」 (10時48分)

今季2勝目、室内ハードで強さ発揮 (9時09分)

遺恨残る事件へ発展…選手接触→敗退に (7時44分)

2月2日

17歳 園部八奏 快勝でツアー本戦入り (21時11分)

世界10位撃破の金星 初の決勝へ (19時42分)

ジョコ不在でまさかの大逆転負け (17時34分)

錦織圭 アジア勢初の快挙達成 (15時18分)

全国選抜テニス 出場校が決定 (13時55分)

疑惑の判定で一触即発の事態 (11時18分)

17歳 園部八奏 ツアー本戦に王手 (9時07分)

日本 次戦は強豪ドイツに決定 (8時01分)

錦織圭 初戦で第6シードと激突 (6時48分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!