男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は31日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク38位の
西岡良仁が同58位の
A・カラツェフを6-3, 6-4で破り、同大会で自身2度目の初戦突破を果たした。2回戦では第1シードの
C・アルカラス(スペイン)と対戦する。
>>西岡良仁vsアルカラス 1ポイント速報<<>>西岡、ナダル、ジョコビッチらパリマスターズ 組合せ<<今月初旬にユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)でツアー2度目の優勝を果たした西岡は、翌週の楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)で初戦敗退を喫するも17日から行われたヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)ではベスト8に進出。
前週に行われたエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)では予選2試合を勝ち抜いて本戦に出場し、1回戦で第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)に7-6 (7-5), 6-7 (7-9), 3-6の逆転で敗れ、1回戦敗退となっていた。
西岡はパリ・マスターズに4度目の出場で、最高成績は2020年に記録した2回戦進出。そのときは
A・マナリノ(フランス)にフルセットで敗れている。一方のカラツェフは2度目の出場で、昨年は1回戦で
S・コルダ(アメリカ)に敗れた。
西岡は初顔合わせのカラツェフに対し、オープニングゲームをラブゲームでキープする絶好のスタートを切る。第3ゲームではブレークポイントを与えるもこれを凌ぐと、第4ゲームでブレークに成功する。西岡はこのリードを守ってサービングフォーザセットを決め切って第1セットを先取する。
第2セットも西岡は第3ゲームでブレークに成功し、先行する。西岡は第8ゲームで4度ブレークポイントを握られるも凌ぎ、1ブレークアップのまま勝利を決めた。
西岡は2回戦で、世界ランク1位のアルカラスとの初対戦に臨む。19歳のアルカラスは同大会に2度目の出場で、昨年は3回戦で
H・ガストン(フランス)に敗れている。
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