男子テニスのヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)は20日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク132位の
D・ティーム(オーストリア)が第6シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)を6-1,1-6,7-5のフルセットで破り、今季ツアー5度目のベスト8進出を果たした。
>>ダニエル 太郎vsベレッティーニ 準々決勝1ポイント速報<<>>西岡 良仁vsコルダ 準々決勝1ポイント速報<<両者は前週のヒホン・オープン(スペイン /ヒホン、ハード、ATP250)でも準々決勝で顔を合わせ、勝利していた元世界ランク3位のティーム。今大会1回戦では世界ランク162位のM・ヘールツ(ベルギー)をストレートで下し2回戦へ駒を進めていた。
この試合の第1セットは3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに72パーセントの確率でポイントを獲得。セルンドロに1度もブレークチャンスを与えず先行する。第2セットでは2度のブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれるも、ファイナルセットでは1度ブレークを先行されてから2度のブレークに成功し逆転。2時間9分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはティームのコメントが掲載されている。
「2時間という短い時間で、いいショット、いいテニスをすることができるように僕は毎日ハードワークしているんだ。タイブレークに入らずに試合を終わらせるには良いプレーをしなければいけないし、幸運にも今日は僕の番だったね」
「2週続けて誰かと対戦するのはいつも難しいし、面白いね。ちょっと不思議な感じだよ。第2セットはスタートが悪く、彼がネットに出てきたりして、第3セットはオープンゲームになった。第3セットは、僕がブレークダウンしたとき、幸運にもすぐにブレークバックできた。とても激しく、緊迫した試合だったね」
ツアー2週連続の4強入りがかかる準々決勝では第1シードの
H・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。フルカチュは2回戦で世界ランク48位の
J・ドレイパー(イギリス)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、世界ランク36位の
S・コルダ(アメリカ)、同58位の
D・ゴファン(ベルギー)が8強入りを決めた。
■関連ニュース
・男女の賞金格差 19歳が疑問・フェデラー「終わりではない」・錦織 復帰は「先が見えない」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング