テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の男子シングルスで優勝を飾った、第3シードの
C・アルカラス(スペイン)のコーチを務める元世界ランク1位の
J・C・フェレーロ(スペイン)が優勝後の記者会見に登場し、「第3セットが勝負の鍵になったと思う」と語った。
アルカラスは今大会、4回戦で第15シードの
M・チリッチ(クロアチア)、準々決勝で第11シードの
J・シナー(イタリア)、準決勝で第22シードの
F・ティアフォー(アメリカ)と、3試合連続でフルセットを戦い抜いて決勝に進出した。第5シードの
C・ルード(ノルウェー)との決勝戦では疲労からか第2セット以降ミスが目立つ場面がありながらも、第3セットをタイブレークの末にものにし、6-4, 2-6, 7-6 (7-1), 6-3で勝利を掴み取った。
現在アルカラスを指導するフェレーロは、記者会見で試合の感想について述べた。「複雑だね。決勝戦はいつも勝ちたいから、複雑なんだ。もちろんグランドスラムの決勝戦だから、絶対に負けたくはないよね。だから感情や緊張をコントロールし、他の試合と同じような気持ちでコートに立つことが大切だったんだ」
「でも間違いなく試合の序盤はそうではなかったね。でも彼はとてもうまくコントロールしていたと思う。2セット目を落として、タフだったのは3セット目。あのセットを取ることが、とてもとても重要なことだったと思う。というのも、カルロスは第4セットで少し疲れていたようなので、このセットが勝負の鍵になったと思う」
3試合のフルセットマッチを経て臨む決勝戦の試合前にどんな話をしたかを問われると、「それらの試合は過去のこと。彼がコートに立つ時間はすべて、決勝を戦うために重要であることは明らかだ。 彼が(試合後に)言った通り、決勝では疲れている暇はないんだ」と語った。
「試合前にはいつも彼に、自分に合わないレベルでプレーする感覚を持たないように、と言ってきた。だから、彼はずっとプッシュしてプッシュし続けようとした。彼はずっとやろうとしていたのだろう」
アルカラスは12日に発表される最新世界ランキングで、史上最年少の19歳4ヶ月で1位の座に輝く。
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