テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は11日、第3シードの
C・アルカラス(スペイン)と第5シードの
C・ルード(ノルウェー)の男子シングルス決勝がセンターコートの第2試合に組まれた。日本時間12日の午前5時(現地11日の16時)以降に開始予定。この試合の勝者は12日付の世界ランキングで新たな世界1位になることが確定している。
>>アルカラスvsルード 1ポイント速報<<両者は3度目の顔合わせでアルカラスの2連勝中。直近では今年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)決勝で、そのときはアルカラスがストレートで勝利した。
優勝すれば、ともに初のグランドスラムタイトル獲得となるほか、世界ランク1位になることも確定。19歳のアルカラスは2001年に
L・ヒューイット(オーストラリア)が打ち立てた記録を破り、史上最年少での1位になる。
また、23歳のルードが優勝すればノルウェー人として初めて世界ランク1位となる。
ルードは準決勝で第27シードの
K・ハチャノフを下したあと「僕たちは大会の優勝と世界1位のためにプレーしているんだ。もちろん緊張はするし、僕らもその重圧を感じるよ」と話した。
ルードにとっては6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に続きキャリア2度目の四大大会決勝の舞台。全仏オープンでは
R・ナダル(スペイン)に屈しあと一歩タイトルに届かなかった。
「ローラン・ギャロス(全仏オープン)の決勝ではナダルにやられたよ。決勝の後、もし僕がもう一度あの舞台に立つことがあるとしたら、赤土のコートの反対側にいるのがラファ(ナダル)でないことを願っていたんだ。今回はラファでもないし、クレーでもないね。もし、カルロス(アルカラス)に勝ちたいなら、正確なショットを打つ必要があると思うよ。特に、彼をコートの少し奥に追いやり、自分のショットに深さと長さを持たせるようにしなくてはいけない」
一方、アルカラスは4回戦の
M・チリッチ(クロアチア)、準々決勝の
J・シナー(イタリア)、準決勝の
F・ティアフォー(アメリカ)戦といずれもフルセットの死闘をものにし勝ち上がりを決めた。昨年の全米オープンでは準々決勝の
F・オジェ アリアシム(カナダ)戦で途中棄権。自身のスタミナと5セットを戦う準備について、今年は以前と変わったことを強調した。
「去年よりも準備ができたと思う。去年は全米オープンの前に3つのグランドスラムをプレーしたばかりで、5セットマッチを1試合プレーしただけだったんだ。今は、5セットの試合をより多くこなし、精神的にも肉体的にも準備が整っている。今年のオーストラリアではベレッティーニにフルセットで負けたけど、あれも勝てたかもしれない。大事なのは、自分がベストを尽くしたとき。だから、これまで9度のフルセットで8回勝っているんだ。このような(3試合連続フルセットの)試合の後、決勝を恐れることはない。頑張るよ」
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