女子テニスのハンブルグ・ヨーロピアンオープン(ドイツ/ ハンブルグ、レッドクレー、WTA250)は18日、シングルス1回戦が行われ、予選から出場した世界ランク259位の
日比野菜緒は同じく予選から出場の同172位の
A・カダントゥ(ルーマニア)に3-6,6-2,2-6のフルセットで敗れ、昨年6月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来 約1年1カ月ぶりのツアー本戦での白星とはならなかった。
予選2試合を勝ち抜き同大会本戦入りを決めた日比野。この試合の第1セットは2度のブレークを許して先行される。それでも第2セットではファーストサービスが入る確率が79パーセントと安定すると、6度あったセカンドサービス時でポイントを落とすことのないサービスゲームをプレー。ブレークを奪われずセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセットでは2度のブレークに成功したものの、それを上回る4度のブレークを許して2時間12分で力尽きた。
日比野は肩の負傷の影響もあり今年3月から4月にかけて一時ツアーを離脱。現在はITF大会を中心に活動し世界ランクを徐々に上げている。
勝利したカダントゥは2回戦で第7シードの
M・ザネブスカ(ベルギー)と対戦する。ザネブスカは1回戦で世界ランク113位の
V・トモワ(ブルガリア)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク107位の
土居美咲が1回戦に登場。同177位のO・セレクメテワをストレートで破って初戦突破を決めている。
■関連ニュース
・錦織「またコイツに負けた」・男女の賞金格差 19歳が疑問・フェデラー 約25年ぶり圏外に■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング