男子テニスで世界ランク3位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が現在行われているウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の開幕前にインタビューに応じ、観客の前でプレーする重要性や、グラス(芝)コートへの順応、シューズへの思い入れについて語った。
ウィンブルドンで4連覇を狙うジョコビッチは8日、準決勝で第9シードの
C・ノリー(イギリス)を2-6, 6-3, 6-2, 6-4で破り、自身8度目の決勝進出を果たした。
【ジョコビッチ インタビュー】Q.試合中の観客の重要性についてプロスポーツでは観客がいることで競技全体がより熱く、盛り上がるんだ。大観衆の前でプレーをするのは楽しい。スポーツが好きな人たちと経験を共有できるのは嬉しいことだよ。
観客席から良いエネルギーをもらうと、僕たち選手もテンションが上がるし、応援や感謝の言葉をもらったときに最高のプレーができることはよくあることだ。
Q.ウインブルドンでの目標まだ6、7歳の頃、紙でトロフィーを作って、ウィンブルドンチャンピオンのふりをしたことがあるんだ。幼い頃から明確な目標を持っていたので、実際にウィンブルドンでプレーする機会がある時は、ただ出場するために行くことはなかった。いつも勝つために出場しているんだ。今回もそうだよ。
Q.レッドクレーからグラスコートへの対応について準備期間も短く、クレーからグラスコートへの切り替えも短期間だ。これまでのキャリアでは、うまく移行できていた。フィットネストレーニングで調整を行い、ゲームプランも変更した。芝生の上ではポイントが早く、ボールのバウンドも低く、動きも異なるんだ。
Q.キャリアを通じての目標現在の状況や移動の制限を考えると、体のコンディションを整え、チャンスがあればいつでも戦えるような精神状態を保って勝ち続けることが僕の目標だ。
Q.トレーニング方法について僕はスポーツが大好きで、いつもいろいろなスポーツをミックスして全身を使ったトレーニングをしている。またスポーツは、若々しさを保つことができる。僕は革新的なことが好きで、自分のリアクションを鍛えるために新たなテクノロジーを用いているよ。
Q.アシックスのシューズで一番好きなポイントアシックスのテニスフットウェアのアンバサダーとして専門家と一緒に、さまざまなコートで動きをサポートできる、僕の足に最適なシューズを開発することができたのが、とても良かったと思う。
シューズ開発には多くの要素が関係していることを学んだ。それに携わることで特にコート上でスライドする時に自分の足が守られ、サポートされていることに自信を持つことができ、とても勉強になっているよ。
ASICS COURT FF NOVAK
画像提供:Sindy THOMAS
ジョコビッチはウィンブルドン4連覇をかけて、日本時間10日22時より世界ランク40位の
N・キリオス(オーストラリア)との決勝戦に臨む。
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