男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は2日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク78位の
A・マレー(イギリス)が同91位の
D・ティーム(オーストリア)を6-3, 6-4のストレートで破り、2回戦へ進出した。
>>マドリッドOP 男子組み合わせ・結果<<>>マドリッドOP 女子組み合わせ・結果<<マレーは同大会に12度目の出場で、2008年と2015年に優勝を飾っている。一方のティームは、7度目の出場で2017年と2018年に準優勝をおさめている。
第1セット、両者サービスキープが続くなかマレーが第6ゲームでブレークに成功。このリードを守って先取する。
第2セット、第2ゲームでティームが初めてブレークチャンスを掴むもマレーが3度凌ぐ。マレーは直後の第3ゲームでブレークを奪うと、それ以降はティームにブレークポイントを与えずにキープを続けて1時間42分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでマレーのコメントを紹介している。
「楽しめたよ。ここに来る前に一生懸命準備したよ。僕は一生懸命に働き、良いパフォーマンスを見せたいと思った。それができたと思う」
「数年前にクレーコートでプレーしたときは、股関節に少し問題があった。ここ数週間は体の調子も良く、今夜は動きも良く、本当に良い試合ができたと思っている」
マレーは2回戦で、第14シードの
D・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。シャポバロフは1回戦で世界ランク46位の
U・アンベール(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、第9シードの
C・ノリー(イギリス)、第10シードの
J・シナー(イタリア)、第13シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、世世界ランク20位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)、同21位の
G・モンフィス(フランス)、同27位の
N・バシラシヴィリ(ジョージア)、同29位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)らが2回戦へ駒を進めた。
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