男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス3回戦が行われ、第10シードの
T・フリッツ(アメリカ)が世界ランク42位の
S・コルダ(アメリカ)との同国対決を7-6 (7-4), 7-5のストレートで制し、大会初のベスト8進出を果たした。
>>ズベレフvsシナー 1ポイント速報<<>>モンテカルロ組み合わせ・結果<<先月行われたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では、決勝戦で世界ランク4位の
R・ナダル(スペイン)を破り2年9ヶ月ぶりとなるツアー2勝目をATPマスターズ1000で飾ったフリッツ。今大会の2回戦では元世界ランク3位の
M・チリッチ(クロアチア)を6-3, 4-6, 6-4で破った。
この日の第1セットでは互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。終盤で2度のミニブレークに成功し4ポイントを連取したフリッツが先行する。
第2セットではファーストサービスが入った時に82パーセントの確率でポイントを獲得。第7ゲームで先にブレークを奪うも直後の第8ゲームでブレークバックを許す。それでも第11ゲームでブレークに成功したフリッツが1時間33分で勝利した。
フリッツは試合後に同一戦を総括。男子プロテニス協会のATPは公式サイトでそのコメントを紹介している。
「今日の試合はかなり良かったと思う。彼(コルダ)のリターンには気をつけていて、打ち返すことに集中したんだ。今日は本当に良いコンディションだったので、自分でもベストマッチと思えるプレーができた」
勝利したフリッツは準々決勝で世界ランク46位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは3回戦で同47位の
D・ゴファン(ベルギー)を6-4, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。2回戦では今大会第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-3, 6-7(5-7), 6-1で下す金星をあげた。
なお、同日には第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第9シードの
J・シナー(イタリア)、第11シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第12シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、世界ランク29位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)が8強へ駒を進めた。
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