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ジョコ「満足しなければ」

ノヴァーク・ジョコビッチ
初戦突破を果たしたジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は21日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク58位のL・ムセッティ(イタリア)を6-3,6-3のストレートで破って今季初戦を白星で飾った。試合後のオンコートインタビューでは「素晴らしいプレーができたときもあった」と満足感を口にした。

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ジョコビッチは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に照準を合わせていたが、オーストラリア政府の新型コロナウイルスワクチン接種に関するビザ(査証)発行問題により同大会を欠場。

昨年11月の国別対抗戦デビスカップ ファイナルズ(スペイン/マドリッド、室内ハード)以来 約3カ月ぶりとなったこの試合ではファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得するも、ストローク戦ではムセッティに押し込まれ計7度のブレークチャンスを与える。

しかし、これをすべてしのぐ粘りを見せると、自身のリターンゲームでは4度のブレークチャンスのうち3度決め切る決定力を発揮し、1時間14分で快勝した。

試合後のオンコートインタビューでジョコビッチは「2カ月半から3カ月間プレーしていなかったから、自分のテニスには満足しなければならないね。もちろん、素晴らしいプレーができたときもあったし、いつもと違ってアンフォーストエラーが何本も続いたときもあったよ。でも、久しぶりの試合では、そういうことがあるのは当たり前なんだ」と明かした。

「イタリアの非常に才能のあるプレーヤーと対戦し、ストレートで仕事を終えることができたのはうれしいこと。もちろん、彼には失うものがあまりなく、風の強いコンディションの中でプレーするのは少し難しいことだったと思う。でも、全体的に見れば今夜はとてもいい経験になったよ」

2020年以来2年ぶり6度目の大会制覇を目指すジョコビッチは2回戦で世界ランク26位のK・ハチャノフと同32位のA・デ ミノー(オーストラリア)の勝者と対戦する。

同日には元世界ランク1位のA・マレー(イギリス)や世界ランク44位のF・クライノビッチ(セルビア)、同110位のダニエル太郎、同123位のJ・ヴェセリ(チェコ)らが2回戦に駒を進めた。




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(2022年2月22日6時39分)

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