国別対抗戦のデビスカップ by Rakuten ファイナルズ2021(スペイン/オーストリア/イタリア共同開催)は27日、グループA第2戦が行われ、ロシアテニス連盟がエクアドルを3勝0敗で破って初戦を白星で飾った。
>>デビスカップの組み合わせ<< >>【YouTube】苦手な片手バックハンド高い打点を克服、利き腕と逆側がコツ??<<シングルス2試合とダブルス1試合で争われるこの大会。18カ国が3カ国ずつ6グループに別れリーグ戦が行われ、各組上位1チームと2位チームの中から成績上位2カ国の計8カ国が準々決勝に進出し、決勝トーナメントを戦う。
グループAにはロシアテニス連盟、エクアドルのほかに前回覇者のスペインが所属。26日にはスペインvsエクアドルの第1戦が行われており、スペインが3勝0敗で下していた。
この日、ロシアテニス連盟は第1試合のシングルスに世界ランク5位の
A・ルブレフが登場。同291位のR・キロス(エクアドル)を6-3,4-6,6-1のフルセットで破り初戦をものにすると、第2試合には同2位の
D・メドベージェフが出場した。
メドベージェフは世界ランク149位のE・ゴメスに対して4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得。4度のブレークチャンスを与えたもののこれをすべてしのぐ粘りを見せると、リターンゲームでは6度の好機のうち5本を決め切る決定力を発揮し、わずか58分で勝利した。スコアは6-0,6-2。
大会公式サイトにはメドベージェフのコメントが掲載されている。
「デビスカップはランキングがそこまで高くない選手でも信じられないようなプレーをして、何度もセンセーションを巻き起こしてきた。僕は今日の自分のレベルに満足しているよ。そのための準備はしてきたつもりだ。最初のポイントから最後のポイントまで、クリーンな状態を維持したかったんだ。チームに1勝をもたらすことができて、本当にうれしい」
2勝0敗としたロシアテニス連盟は第3試合のダブルスでも
A・カラツェフ/ ルブレフ組がG・エスコバー(エクアドル)/ D・ヒダルゴ(エクアドル)組を6-4,4-6,6-4のフルセットで撃破。3勝0敗として第3戦のスペイン戦に弾みをつけた。
今回の結果で、エクアドルはグループステージ0勝2敗となり敗退が決定。第3戦のスペインvsロシアテニス連盟の勝者がグループ1位通過を果たし、敗れた方は各組2位チームの成績上位国として決勝トーナメント進出を狙うこととなる。
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