男子テニスの21歳以下最終戦 インテサ・サンパオロ・Next Gen ATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)は12日、準決勝が行われ、世界ランク39位の
S・コルダ(アメリカ)が同63位の
B・ナカシマ(アメリカ)を4-3(7-3), 2-4, 1-4, 4-2, 4-2のフルセットで同胞対決を制し、決勝へ進出した。
>>Next Gen21歳以下最終戦 組合せ<<>>Nitto ATPファイナルズ 組合せ<<Next Gen ATPファイナルズは2017年に新設され、21歳以下の選手を対象に年間獲得ポイント「RACE TO MILAN」の上位8選手が出場する大会。
予選は4選手ずつ2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出し優勝を争う。試合形式は大会独自のフォーマットで行われ、4ゲームで1セット、3セット先取のノーアドバンテージ(ゲームカウント3-3でタイブレーク)で競われる。
ATPツアーレベルでは初顔合わせとなった両者。第1セットは互いにサービスブレークを許さずタイブレークに突入すると、予選ラウンドロビンを3連勝で勝ち上がったコルダが先取する。
第2セットに入るとナカシマは、コルダのバックハンドにボールを集めてペースを握り、ファーストサーブでのポイント獲得率を100%とし、1セットオールに。第3セットでもナカシマはアンフォースドエラーがわずか1本と主導権を握り、セットカウント2-1とする。
劣勢のコルダは第4セットに入ると10ポイントを連取するなど息を吹き返し、2セット連続で1度もサービスブレークを許さずに連取して、決勝への切符を手にした。試合時間は1時間51分。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはコルダのオンコートインタビューが掲載され、コルダは「ブランドン(ナカシマ)は信じられないようなテニスをしていた。だけど僕はそれについていって、第4セットと第5セットにいくつかのチャンスがあり、それをものにしたんだ」と語った。
勝利したコルダは決勝で、世界ランク32位の
C・アルカラス(スペイン)と同111位の
S・バエス(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
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