男子テニスのVTBクレムリン・カップ(ロシア/モスクワ、室内ハード、ATP250)は21日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク51位の
A・マナリノ(フランス)が第1シードの
A・ルブレフを5-7,7-6 (7-4),6-3の逆転で破り、ベスト8進出を果たした。
>> クレムリンカップ組合せ<<この試合の第1セット、シード勢が1回戦免除のためこの日が初戦となったルブレフに対しマナリノは7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに72パーセントの確率でポイントを獲得する。しかし、勝負どころでは強烈なフォアハンドを放たれるなど2度のブレークを許し追いかける展開に。
第2セット、ゲームカウント5-6で迎えた第12ゲームではルブレフに1本マッチポイントを握られるもこれを防ぐと、その後のタイブレークを制しファイナルセットへ。ファイナルセットではブレークチャンスすら与えないプレーを披露したマナリノが第4ゲームで訪れた唯一のブレークチャンスを決め切り、2時間29分の熱戦をものにした。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマナリノのコメントが掲載されている。
「アンドレイ(ルブレフ)は僕よりもずっと上達している。でも、たとえ自分よりも優れた選手がいたとしても何が起こるかわからないのがテニスなんだ。今日はちょっとしたラッキーがあって、自分のパフォーマンスにとても満足している」
「観客はアンドレイに声援を送っていたけど、それは普通のこと。だってホームなんだから。僕らは長い間ファンのいないところでプレーしてきたから、今は観客のいるスタジアムで楽しめるのがうれしいよ」
マナリノは準々決勝でラッキールーザーで出場している世界ランク108位の
R・ベランキス(リトアニア)と対戦する。ベランキスは2回戦で同68位の
F・コリア(アルゼンチン)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
A・カラツェフ、世界ランク117位の
G・シモン(フランス)らが8強へ駒を進めた。
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