女子テニスのチェンナイ・オープン(インド/チェンナイ、ハード、WTA250)は30日、シングルス2回戦が行われ、予選勝者で世界ランク279位の
山口芽生は同132位のガーランド・ジョアンナ(台湾)に7-5, 5-7, 5-7の逆転で敗れ2回戦敗退となり、ツアー大会で初のベスト8進出とはならなかった。
>>【動画】山口芽生 勝利目前から逆転負け…感情抑えられずボール叩きつける<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<26歳の山口は今大会、予選2試合に勝利し本戦入りすると、本戦1回戦では第2シードの
F・ジョーンズ(イギリス)と対戦し、山口から5-7, 6-0, 1-0となった時点でジョーンズが棄権を選択。これにより、山口は思わぬ形で初戦突破を決めるとともに、ツアー大会で初白星を挙げた。
24歳のガーランドとの顔合わせとなった2回戦の第1セット、山口は第9ゲームでブレークに成功する。続く第10ゲームでブレークバックされるも、第11ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。
第2セットは両者2度ずつブレークを奪い合う展開となった中、山口は終盤の第12ゲームで3度目のブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、山口は第8ゲームまでに1ブレークアップとし、ゲームカウント5-3と勝利まであと1ゲームに迫る。
しかし、ここからサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでブレークバックを許した山口は、第12ゲームで再びブレークを許し、勝利目前から逆転負けを喫した。試合終了の瞬間、山口は感情を抑えることができず、コート後方にラケットでボールを叩きつけた。
勝利したガーランドは準々決勝でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク250位の
Ar・ロディオノワ(オーストラリア)と対戦する。ロディオノワは2回戦で同630位の
S・ハンター(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
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