男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は12日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)が第25シードの
F・フォニーニ(イタリア)を2-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、大会初のベスト16進出を果たした。
>>ズベレフvsモンフィス 1ポイント速報<<>>BNPパリバOP男女シングルス組み合わせ<<第1セット、フォニーニに7度のブレークチャンスを掴まれ、2度のブレークを許したチチパス。そのまま、第1セットを先取されるも、第2セットでは5本のサービスエースを決め主導権を握るとリターンゲームでは2度のブレークに成功し、セットカウント1-1に追いつく。ファイナルセットでは1度もブレークを許さず、2時間2分で振り切った。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにチチパスのコメントを掲載し「素晴らしい逆転。正直言って、何が起こったのか理解しがたい」と語った。
「第1セット、追いかける状態から1ポイント1ポイントを大切にしてきた結果、うまくいった。少しの我慢が助けになった。困難な状況でも解決策を見出すことができ、本当に勢いがあると感じた」
勝利したチチパスは4回戦で第22シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)とする。デ ミノーは3回戦で第13シードの
C・ガリン(チリ)を6-4, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第14シードの
G・モンフィス(フランス)らが4回戦に駒を進めている。
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