東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)は25日、テニスの男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク55位の
西岡良仁は第12シードの
K・ハチャノフに6-3,1-6,2-6の逆転で敗れ、初戦敗退となった。
>>錦織、大坂ら東京オリンピック対戦表<<>>ダニエル/西岡vsチリッチ/ドディグ 1ポイント速報<<オリンピック初出場となった西岡。この日はハチャノフの強打に押されるも互いにサービスゲームのキープが続くが、第8ゲームでは西岡の粘り強いストロークからハチャノフがフォアハンドをネットにかけブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでは積極的にボレーを放つなど主導権を握りブレークチャンスを与えることなく第1セットを先取した。
第2セット、西岡はラリー戦でハチャノフに攻め込まれ第4ゲームでこの試合初のブレークを許し先行される。その後はドロップショットやバックハンドのミスを重ねると最後はサービスエースを放たれセットカウント1-1に追いつかれた。
ファイナルセットでも流れを引き戻せなかった西岡は、強烈なフォアハンドウィナーを決められ第3ゲームで先にブレークを許すと、その後も挽回することができずに1時間49分で力尽きた。
西岡は同日に行われる男子ダブルスに
ダニエル太郎とのペアで出場を予定。コート5の第4試合で
M・チリッチ(クロアチア)/
I・ドディグ(クロアチア)組と対戦する。
一方、勝利した世界ランク25位のハチャノフは、2回戦で世界ランク77位の
J・ダックワース(オーストラリア)と同246位のL・クレイン(スロバキア)のどちらかと対戦する。
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