男子プロテニス協会のATPは27日に公式サイトを更新し、現在世界ランク2位の
J・シナー(イタリア)が1位に返り咲く条件を掲載した。
>>西岡 良仁vsバートン 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎vs内山 靖崇 1ポイント速報<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<今年、男子ATP世界ランキングで1位の座に就いたのは24歳のシナーと、22歳の
C・アルカラス(スペイン)の2人だけ。
シナーは、9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝でアルカラスに敗れ、昨年6月から守り続けていた世界ランキング1位の座を明け渡した。それでも、27日に開幕したロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)では、条件が揃えば再び世界1位に返り咲く可能性がある。
ATPのポイントシステムによれば、シナーがロレックス・パリ・マスターズで優勝し、かつアルカラスが準決勝に進めなければ、次週更新の世界ランキングでシナーが1位に立つことが可能だ。一方で、アルカラスは準決勝進出で1位を確実に保持できる。
シナーとアルカラスは現在、男子テニス界の「2強」とも称され、四大大会では直近の8大会で互いに優勝を分け合ってきた。今大会でも、両者のライバル関係に注目が集まる。
なお、ロレックス・パリ・マスターズ後には「ATP250」カテゴリーの大会が2つ残っているが、現段階では両者ともエントリーしていない。そのため、今大会の結果が年間ランキングの行方に大きく影響する。さらにその後の最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)では、全勝優勝すれば最大1500ポイントを獲得でき、年間1位争いの最終決着に向けて重要な一戦となる。
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