男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は25日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)は第1シードの
R・ナダル(スペイン)に4-6, 7-6 (8-6), 5-7のフルセットで敗れ、大会初優勝とはならなかった。
>>錦織らエストリルOP対戦表<<>>錦織2回戦 1ポイント速報<<同月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)を制したチチパスはこの試合、第2セットでナダルのマッチポイントを2本しのいだ後にタイブレークを制して、セットカウント1-1とする。
ファイナルセットの第10ゲームで今度はチチパスがマッチポイントを握るも取り切れず、3時間38分の死闘の末に力尽きた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでチチパスのコメントを掲載し「ナダルは誰よりも負けず嫌いだ。あのように戦う人を見たことがない。彼は僕のコート上での人生を本当に難しくしている」と語った。
「彼との対戦は同時に僕をより良い選手にしてくれる。自分の限界を見ることができる。間違いなく成長のためにいいことだと思う」
「今日はもっといいテニスを引き出せたかもしれない。でも彼を追い詰められたのは大きい。僕のマッチポイントだった時、本当にあと2センチで勝利というところだった。試合は最後のポイントが決まるまで終わらないということを学んだよ」
勝利したナダルはバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルで12度目の優勝。今季初、キャリア87勝目をあげた。
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