男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は25日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)を6-4, 6-7 (6-8), 7-5のフルセットで破り、2018年以来3年ぶり12度目の優勝を果たした。さらに26日発表の世界ランキングで2位へ浮上することが決まった。
>>錦織らエストリルOP対戦表<<>>錦織2回戦 1ポイント速報<<決勝戦、ナダルは第2セットの第10ゲームで2本のマッチポイントを逃すと、ファイナルセットの第10ゲームではチチパスにマッチポイントを握られる。しかし、このピンチをしのいで息を吹き返すと第11・第12ゲームを連取し、3時間38分の死闘を制した。
昨年のバルセロナ・オープンは新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、今年は2年ぶりの開催となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルのコメントが掲載されており「昨年は開催されなかった。バルセロナでプレーできるという事実は、僕にとって大きな意味がある。僕のキャリアを通して、みんなが示してくれた愛とサポートに感謝している」と語った。
ナダルにとって同一大会で12度目の優勝は自身2番目に多く、最多は13度制している全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)。
また1968年のオープン化以降で、ナダルはクレーコートで最多更新の61勝目をあげた。
一方、惜しくも敗れたチチパスは前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に続く2週連続のタイトル獲得とはならなかった。
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