２４日に開幕する男子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）の公式ツイッターは１５日、元世界ランク１位のＡ・マレー（イギリス）がワイルドカード（主催者推薦）で出場すると発表した。

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３３歳のマレーが同大会に出場するのは、２０１６年以来５年ぶり。同年は３回戦でＧ・ディミトロフ（ブルガリア）に逆転負けを喫している。また、２００９・２０１３年には優勝も果たしている。

男子プロテニス協会ATP公式サイトには「ここ数年は本当に大変だった。手術後、再びプレーできる保証はなかったけど、コンディショニングに懸命に取り組み、ここ数カ月は数年間で最高の気分を味わうことができている。今後はスケジュールに気を配る必要があるけど、金属製の股関節を使って競技に復帰できることに興奮しているよ」というマレーのコメントが掲載されている。

マレーは２０１９年の１月に股関節の手術を行い、６月にダブルスで復帰。その後は試合出場のペースを抑えながら戦いを続けている。今シーズンは全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）に出場予定だったが、直前に新型コロナウイルスの陽性反応を示し欠場していた。

マイアミ・オープンには世界ランク１位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）や同２位のＤ・メドベージェフ、同３位のＲ・ナダル（スペイン）、同４位のＤ・ティーム（オーストリア）、同４１位の錦織圭らが出場する。

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