男子テニスの最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は21日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
D・メドベージェフ(ロシア)(ロシア)が第2シードの
R・ナダル(スペイン)を3-6, 7-6 (7-4), 6-3の逆転で破り、初の決勝進出を果たした。
>>HEAD新作ラジカル”プロトタイプ”の試打会に潜入<<>>ティームvsメドベージェフ 1ポイント速報<<メドベージェフは13本のサービスエースを放つなどでファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得。第2セットの第10ゲームではナダルのサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるも土壇場でブレークバックすると勢いに乗り、2時間35分の激闘を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはメドベージェフのコメントが掲載されており「小さいことから変えていこうと考えた。スコアが近づくにつれ、変化を起こした」と語った。
決勝では第3シードの
D・ティーム(オーストリア)と対戦する。ティームは準決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を逆転で下しての勝ち上がり。
「ティームは今凄まじいプレーをしている。全米オープンで彼に負けた後のロッカールームでは『僕はとてもいいプレーをしたのに負けた。彼が大会を制すだろうな』と思った。彼のレベルはとても高く、明日の試合を楽しみにしている」
一方で敗れたナダルは2013年以来7年ぶり3度目の決勝進出とはならなかった。
Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【グループ東京1970】N・ジョコビッチ 2勝1敗
D・メドベージェフ 3勝0敗
A・ズベレフ(ドイツ) 1勝2敗
D・シュワルツマン(アルゼンチン) 0勝3敗
【グループロンドン2020】R・ナダル 2勝1敗
D・ティーム 2勝1敗
S・チチパス(ギリシャ) 1勝2敗
A・ルブレフ(ロシア) 1勝2敗
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