男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は4日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク64位の
F・ロペス(スペイン)を4-6, 7-6 (7-5), 6-4の逆転で破り初戦突破を果たすとともに、ツアーシングルス通算1000勝目をあげた。
>>テニスのMUSIC VIDEO『銀河特急』【Full ver.】<<この日はロペスを2時間30分の激闘の末に振り切った34歳のナダルにとって、シングルス通算1000勝目(1,000勝201敗)となる記念日となった。これまでは
J・コナーズ(アメリカ)(1,274勝283敗)、
R・フェデラー(スイス)(1,242勝271敗)、
I・レンドル(アメリカ)(1,068勝242敗)の3名しか達成しておらず、史上4人目の快挙となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルのコメントが掲載されている。
「フェリ(ロペス)のようなビッグサーバーを相手に最悪の形で試合を始めてしまった。その後の時間はかなりのプレッシャーにさらされながらプレーしたんだけど、勝つための方法を見つけることができた。それが重要だったね。この勝利はとても誇りに思う。個人的な満足感としては6-3, 6-3で勝つよりもこういう試合で勝ったときのほうが大きいことがある」
「1000の試合で勝つということは僕が歳をとったってことだ。でも、この数字を達成するということは、何年も前から良いプレーをしてきたということ。幸せな気分にさせてくれるものだね。僕は、人生のどの瞬間にも僕を助けてくれた全ての人に『本当にありがとう』と言うことができる。本当に感謝したい」
ロレックス・パリ・マスターズ初制覇を狙うナダルは、ベスト8進出をかけて、3回戦で世界ランク61位の
J・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。トンプソンは2回戦で同24位で第15シードの
B・チョリッチ(クロアチア)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第3シードのD・メドヴェデフ、第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第5シードの
A・ルブレフ(ロシア)、第6シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第10シードの
M・ラオニッチ(カナダ)らが3回戦へ駒を進めている。
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