男子テニスの21歳以下最終戦ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)は9日、シングルス決勝が行われ、第8シードの
J・シナー(イタリア)が第1シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を4-2, 4-1, 4-2のストレートで破り、優勝を果たした。
>>ナダルら最終戦の組み合わせ表<<決勝戦、18歳のシナーは第1セットを先取すると、第2セットは20歳のデ ミノーに握られた7本のブレークポイントをしのいだ。第3セットはファーストサービスが入った時に89パーセントの高い確率でポイントを獲得してデ ミノーに1度のブレークチャンスを与えず、1時間4分で勝利した。
今年で3度目の開催となるネクスト・ジェネレーションATPファイナルズは「RACE TO MILAN」の上位7選手と主催者推薦枠1名の8選手が出場。
初代王者は
チョン・ヒョン(韓国)、昨年は
S・チチパス(ギリシャ)がタイトルを獲得した。また2人は、ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズを制した翌年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト4へ進出している。
ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズは8選手は、4選手ずつのA・Bグループの2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。
試合方式は、ノーアドバンテージで4ゲーム先取(3-3でタイブレーク)の5セットマッチ。
予選ラウンドロビンの組み合わせは以下の通り。
※()内はシード
【グループA】
(1)A・デ ミノー 3勝0敗
(4)
C・ルード(ノルウェー) 1勝2敗
(5)
M・キツマノビッチ(セルビア) 2勝1敗
(7)
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン) 0勝3敗
【グループB】
(2)
F・ティアフォー(アメリカ) 2勝1敗
(3)
U・アンベール(フランス) 1勝2敗
(6)
M・イメル(スウェーデン) 1勝2敗
(8)J・シナー 2勝1敗
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