テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は9日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が第4シードの
D・ティーム(オーストリア)を6-3, 5-7, 6-1, 6-1で破り、3連覇と12度目の優勝を果たした。同一の四大大会史上最多12度目の優勝を成し遂げる偉業を達成した。
>>全仏OP対戦表<<今シーズン、ナダルは膝のけがなどに苦しみタイトル獲得に至っていなかったが、前哨戦のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)で今季初優勝を飾ると息を吹き返した。
今大会の3回戦で第27シードの
D・ゴファン(ベルギー)に1セットを奪われるも、準決勝では第3シードの
R・フェデラー(スイス)とのライバル対決をストレートで制して決勝へ駒を進めた。
四大大会初優勝を狙うティームとの決勝は、攻撃的なテニスに屈して第2セットを落とすも、第3セットからは主導権を握った。マッチポイントではティームのリターンがアウトした瞬間、ナダルは大の字になり喜びをかみしめた。
試合後の会見では「何とか対処できたと思う。第1セットは、とてもタフだった。非常に激しく、素晴らしいポイントばかりだった。サービスをキープするのが大切だった」と振り返った。
記者から「あなたのプレースタイルは長続きしないと言われてきた。それを聞いて、どう感じてきたか?10代から勝ってきて、ベテランになっても勝っている気持ちは?」と問われたナダルは以下を述べた。
「分からない。ある意味、みんなは将来を予測するのが好きで、自分は偽ることをしない。それを聞いた時、いつも言ってきた。それを聞くのは悲しくない。そうかもしれないし、そうではないかもしれない。問題も抱えていたけど、それでも常にくぐり抜ける道を探してきた。こうして今は33歳になり、いいテニスをすることを楽しんでいる。それがどれくらい長くできるのかをやってみたい」
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