ゴファン 3大会ぶり初戦突破

男子テニスのオープン１３・プロヴァンス（フランス/マルセイユ、ハード、ATP250）は２１日、シングルス２回戦が行われ、第３シードのＤ・ゴファン（ベルギー）が世界ランク５９位のＢ・ペール（フランス）を6-2, 6-3のストレートで破り、２０１６年以来３年ぶり２度目のベスト８進出を果たした。

上位４シードは１回戦免除のためこの試合が初戦となったゴファンは、２度のブレークに成功し第１セットを先取。第２セットに入るとミスを連発するペールを攻め立て、１時間４分で勝利を決めた。

２８歳のゴファンは昨年８月のW&Sオープン（アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000）準決勝で肩を負傷し途中棄権すると、１０月には右肘も故障し休養に入る。

今シーズンは、開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープン（カタール/ドーハ、ハード、ATP250）で初戦敗退、全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）では３回戦に進出していたものの、その後の南フランス・オープン（フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250）、ABNアムロ世界テニス・トーナメント（オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500）では初戦で敗れていたため、３大会ぶりの初戦突破となった。

ゴファンは４強入りをかけて、準々決勝で第６シードのＧ・シモン（フランス）と対戦する。世界ランク３２位のシモンは２回戦で、同６０位のＰ・ゴヨブジク（ドイツ）をフルセットで下しての勝ち上がり。

同日に行われた２回戦では、Ａ・ルブレフ（ロシア）らが勝利した一方、第２シードのＢ・チョリッチ（クロアチア）、第５シードのＦ・ベルダスコ（スペイン）は姿を消している。

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