テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は21日、2019年からファイナルセットのタイブレーク制を導入すると発表した。
シングルス、ダブルス共に勝敗を決めるファイナルセットでは、ゲームカウント6-6になった場合、10ポイント先取のタイブレークで決着をつける。
「引退した選手たちや現役の選手たち、コメンテーター、エージェント、テレビ解説者らに尋ねた。2ゲーム差がつくまでのファイナルセットを戦いたいかどうか。そして我々は、そこから判断を下した」と語るのは全豪オープンの大会ディレクターを務めるC・タイリー氏。
「ファイナルセットで6ゲームオールになった場合、10ポイント先取のタイブレーク制を導入することにした。ファンがタイブレーク制にしても特別な結末を楽しむため。この決断はファンにとっても最善の結果だと信じている」とタイリー氏は加えた。
シーズン最初のグランドスラムである2019年の全豪オープンは、1月14日から27日にかけて開催される。
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