男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は26日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が第8シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を7-5, 6-3のストレートで破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>錦織らウィーン対戦表<<>>錦織vsククシュキン 1ポイント速報<<この試合、8本のサービスエースを決めるなどで主導権を握ったズベレフが第1セットを先取する。第2セットでも勢いは落ちることなく、ファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得。1時間45分で4強入りを決めた。
男子テニス協会ATPの公式サイトにはズベレフのコメントが掲載されている。
「このサーフェスで彼(バウティスタ=アグ)は信じられないほど強い相手。彼のボールはとてもフラットでよく滑るから、僕はあまり攻撃するチャンスがなく、忍耐が必要だった」
21歳のズベレフは今季8度目のベスト4進出。そのうち5度決勝に進み、3度優勝を果たしている。
決勝進出をかけてズベレフは、準決勝で予選勝者の
M・コピル(ルーマニア)と対戦する。両者は初の顔合わせ。世界ランク93位のコピルは
T・フリッツ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。この試合で18本のサービスエースを奪ったコピルについては
「彼(コピル)はビッグサーバーだ。とてもタフな試合になると思う」と語っている。
同日には第1シードの
R・フェデラー(スイス)、第7シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)が準決勝に駒を進めた。
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