女子テニス最終戦のBNPパリバ WTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、室内ハード)は26日、レッド・グループの予選ラウンドロビン第3戦が行われ、第3シードの
大坂なおみは第8シードの
K・ベルテンス(オランダ)と対戦したが3-6の時点で途中棄権。この結果3連敗となり、今大会の敗退が決定した。
>>大坂らファイナルズ組み合わせ表<<大坂は序盤ベルテンスと互角の打ち合いを見せたが、第7ゲームでミスを連発してブレークを許す。その後、第9ゲーム前に治療を受けたが、第1セットを終えた時点で涙を流し途中棄権を申し入れた。
大坂がベルテンスに勝利していた場合、同日に行われる第1シードの
A・ケルバー(ドイツ)と第5シードの
S・スティーブンス(アメリカ)の結果次第で決勝トーナメント進出の可能性があった。
今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で日本人初の四大大会初優勝を飾った21歳の大坂は、日本女子3人目のWTAファイナルズ出場を果たしていた。
もう一方のホワイト・グループからは第6シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)と第7シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)の決勝トーナメント進出が確定している。
WTAファイナルズ・シンガポールは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【レッド・グループ】A・ケルバー 1勝1敗
大坂なおみ 0勝3敗
S・スティーブンス 2勝0敗
K・ベルテンス 2勝1敗
【ホワイト・グループ】C・ウォズニアッキ(デンマーク) 1勝2敗
P・クヴィトバ(チェコ) 0勝3敗
E・スイトリナ 3勝0敗
Ka・プリスコバ 2勝1敗
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