男子テニス協会のATPは17日公式サイトでATPワールド・ツアー・アワード2018の各賞のノミネートを発表し、世界ランク11位の
錦織圭、同2位の
N・ジョコビッチ(セルビア)、同33位の
J・ミルマン(オーストラリア)、同91位のJ・キューブラー(オーストラリア)がカムバック・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーの候補となった。
28歳の錦織は今年1月に右手首のけがから復帰。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は欠場したが、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で8強、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では2年ぶりのベスト4進出を果たした。
また、ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、 ATP1000)と楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス 2018(日本/東京、ハード、ATP500)では準優勝を飾った。
31歳のジョコビッチは昨年の7月から肘のけがで休養し、今年1月に復帰。序盤は早期敗退を喫していたが、8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)決勝で
R・フェデラー(スイス)を破り優勝すると、全米オープンも制覇。前週のロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)も制覇するなど、完全復活を遂げている。
29歳のミルマンは4年前に肩の負傷で世界ランク1,100位台まで落としていたが、今年は全米オープン4回戦でフェデラーを破り四大大会初のベスト8へ進出した。
25歳のキューブラーは、今年1月のATPチャレンジャーで予選から優勝。その後、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で予選を突破すると、全米オープンでは1回戦で
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を下す活躍を見せた。
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