4本のMPしのぎ劇的な優勝

男子テニスの成都オープン（中国/成都、ハード、ATP250）は３０日、シングルス決勝が行われ、予選勝者のＢ・トミック（オーストラリア）が第１シードのＦ・フォニーニ（イタリア）を6-1, 3-6, 7-6 (9-7)のフルセットで破り、約３年ぶりのツアー優勝を果たした。

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決勝戦、元世界ランク１７位のトミックはフォニーニに４本のマッチポイントを握られるも、２時間１５分で２０１５年のコロンビア・オープン（コロンビア/ ボゴタ、ハード、ATP250）以来となるタイトルを獲得した。

男子テニス協会のATPには「５回負けてたかもしれなかった。予選でもファイナルセットの４－４でのサービスゲームで0-40だった。何とかあの試合を勝った。本戦１回戦でも、6-7, 1-3だった。２回戦もマッチポイントを握られていた。それでも準々決勝と準決勝で攻撃的にプレーすることができた。今日は何本マッチポイントをしのいだか分からない」と通算４勝目をあげたトミックのコメントが掲載されている。

「自分にとって、この優勝はとても大きい。ATP250大会の中でも最も大きい大会の１つ。この優勝でATPランキングも再び上昇させることができる」

１０月１日に発表された世界ランキングで、トミックは前回から４７上げて７６位へ浮上した。

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