テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は15日、男子シングルス決勝が行われ、第12シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)を6-2, 6-2, 7-6 (7-3)のストレートで下して2015年以来3年ぶり4度目の優勝を果たし、歴代4人目の四大大会13勝を達成した。優勝賞金は225万ポンド(約3億3,400万円)。
>>ウィンブルドン対戦表<<決勝戦、先手を打ったのはジョコビッチで、強烈なサービスを放つアンダーソンから第1ゲームでいきなりブレークする好スタートを切る。その後も安定したストロークを放つジョコビッチが第5ゲームもブレークし、第1セットを先取。
第2セットも右腕の治療を受けるなどミスを連発するアンダーソンに対し、ジョコビッチは冷静な試合運びで第1ゲームでブレーク。その後も強打を振り切り、第8ゲームではブレークポイントをしのいで2セットアップと勝利へ王手をかける。
第3セットは一進一退の攻防から、ジョコビッチは5本のセットポイントを握られたが、鋭いフォアハンドのウィナーやパッシングショットを決めてしのぐと、タイブレークの末に優勝を手にした。
元世界ランク1位のジョコビッチは前哨戦のフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)で準優勝を飾り、今大会では第21シードの
K・エドモンド(イギリス)、K・カチャノフ、第24シードの
錦織圭、第2シードの
R・ナダル(スペイン)らを破り、2015年以来3年ぶり5度目の決勝進出を決めていた。
一方、敗れたアンダーソンは四大大会初優勝とはならなかった。もしジョコビッチに勝利していると、南アフリカ人男子では大会史上初のタイトル獲得だった。今大会では準決勝で大会史上2番目に長い6時間36分の死闘の末に第9シードの
J・イズナー(アメリカ)を破り、決勝へ駒を進めていた。
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【配信予定】
2018年7月2日(月)~7月15日(日)
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