テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク51位の
B・ペール(フランス)は第19シードの
錦織圭に3-6, 6-2, 6-4, 2-6, 3-6のフルセットで敗れ、惜しくも3回戦進出とはならなかった。
>>錦織vsシモン 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>大坂vsキーズ 1ポイント速報<<>>大坂ら全仏OP女子 対戦表<<この日、ペールはセットカウント2-1とリードして勝利まであと1セットと迫ったが、元世界ランク4位の錦織に2時間59分で敗れた。
試合後の会見でペールは「2回戦で終わってしまったことには落胆している。大会前にも言ったけど、シードでなければ守られていないということ。だから難しいドローになってしまう。錦織と2回戦で戦わなければならない。そして負けてしまった。素晴らしい戦いだった。できることはやったし、ベストを尽くした。もちろん勝ちたかった。全ての試合に勝てるわけではない」と述べた。
ホームの中、センターコートのフィリップ・シャトリエで初めて戦ったペールは「出だしは少し緊張してしまった。錦織はいいスタートを切っていた。どうなるは予測がつかなかった。最初のゲームから彼(錦織)はラインぎりぎりにショットを打ってきた。そして早いタイミングでボールを打っていた。あの観客の中で勝ちきる難しさを感じていた。自分のテニスに集中してリラックスしようとした。すると第2セットの最初でブレークができた。あるポイントで観客が反応してくれた。始めはそうではなかったけど、センターコートで観客が声援をくれたことはとてもうれしい。最高の経験だった」とコメント。
「彼はサービスに少し問題があった。セカンドサービスは攻撃し、それを嫌っていた。ドロップショットもたくさん打った。試合の主導権を握った。でも、第4セットの出だしで彼はレベルを上げてきて、違うプレーをしてきた。そして彼が2-0とリードした時はちょっと難しかった。自分自身に集中しようとしたけど、彼は早くスムーズにボールを打ってきた。特にファーストサービスが入るとライン際にショットを打っていた。それは対戦していて難しかった」
ペールは今大会直前に髪の色をゴールドにして話題となった。しかし、錦織との2回戦はシルバーで臨んでいた。
「本当はパープルにしたかったけど、シルバーにした。試合前にシャンプーをした。どうなるか見たかった。でも、もう全仏オープンは終わった。だから帽子を被るつもり。髪の色には苦労している」
序盤でキャップを被らなかったことについては「美しい髪を見せるためだった。髪の色が変わったと言われたかった」と明かした。
一方、ペールをフルセットで破った錦織は、3回戦で世界ランク65位の
G・シモン(フランス)と対戦する。元世界ランク6位のシモンは、2回戦で第12シードの
S・クエリー(アメリカ)を逆転で下しての勝ち上がり。
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【放送予定】
2018年5月27日(日)~6月10日(日)
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