男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、 ハード、ATP1000)は17日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)が世界ランク49位の
B・チョリッチ(クロアチア)を5-7, 6-4, 6-4の逆転で破り、決勝進出を果たした。
>>フェデラーvsデルポ 1ポイント速報<<>>大坂vsカサキナ 1ポイント速報<<>>BNPパリバ対戦表<<この日、2時間20分で21歳のチョリッチを振り切ったフェデラーのコメントが、BNPパリバ・オープンのツイッターと、男子プロテニス協会のATPの公式サイトに掲載されている。
「ボルナ(チョリッチ)は信じられないくらい安定していて、厳しい状況がしばしばあった。第1セットを取られて、第2セットも先にブレークされてからの10分間は受け入れるのが難しかった。ちょっとラッキーもあった。素晴らしい試合だった」
「負けてもおかしくない試合だった。第3セットは2度のブレーク、第2セットも1度ブレークされていた。最もタフな試合だったことは疑う余地もない。(全豪オープン決勝の)
M・チリッチ(クロアチア)との試合では、ほぼリードしていた。唯一難しかったのは、第4セットの出だしでブレークポイントを握られた時だった。それでも乗り越えることができた」
チョリッチは、昨年4月のハッサン2世グランプリ(モロッコ/カサブランカ、レッドクレー、ATP250)でツアー初優勝。今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では1回戦で
J・ミルマン(オーストラリア)に敗れていた。
2連覇と6度目の優勝に王手をかけた世界ランク1位のフェデラーは、決勝で第6シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。デル=ポトロは準決勝で第32シードの
M・ラオニッチ(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
決勝で対戦する両者は25度目の対戦で、フェデラーの18勝6敗。直近は昨年10月のスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)決勝で、フェデラー逆転で勝利している。
フェデラーとデル=ポトロの決勝は、日本時間19日の5時(現地18日の13時)以降に開始予定。
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