国際テニス連盟であるITFは26日、男子国別対抗戦 デビスカップの変革とテニスを世界的に発展させるための確固たる収入を作り出すことにつなげるために、大手投資グループであるKosmosと25年間30億ドル(約3,200億円)に及ぶパートナーシップを締結する計画を発表した。
>>錦織vsシャポバロフ1ポイント速報<<>>錦織らアカプルコ対戦表<<>>杉田vsイヴァンシカ 1ポイント速報<<>>ドバイ選手権対戦表<<ITF理事会は、デビスカップの最後を飾るためにシーズン最後に毎年行われるテニス・ワールドカップ・ファイナルズ開催を満場一致で承認した。18カ国により1週間かけて世界の著名な都市で11月に開催されるそのワールドカップは、ITFとパートナーシップを締結するKosmosがメイン・スポンサーとなる。
スペインのバルセロナ出身で、FCバルセロナのスター選手であるジェラール・ピケがKosmosを創設し代表取締役を務めており、楽天株式会社の創業者で代表取締役会長兼社長である三木谷浩史氏にも支援されている。
Kosmosからの投資は選手やITF加盟国への明確な賞金の増額や、根本的なプロジェクトとテニス発展につながる計画への資金提供となる。
既に世界の数都市がこの新しいイベントの開催地としての興味を示しており、ITFとKosmosは2019年シーズンにワールドカップ・ファイナルズ開催へ向けて更なる話し合いを続ける。
この計画は8月にアメリカのフロリダ州オーランドで開催されるITFの定例会議に提出される。最終的な決断は全体の3分の2の賛成が必要とされる。
計画によると、テニス・ワールドカップ・ファイナルズは通常デビスカップ決勝戦が行われる週末にあたる11月に7日間かけて戦われる。8チームによる2グループの総当たりのラウンドロビンを行い、それぞれの対戦は3セットマッチによるシングルス2試合とダブルス1試合で争われ、各グループ1位同士による決勝戦が行われ優勝国が決まる。現在行われているデビスカップ・ワールドグループに出場している16カ国は、自動的にワールドカップ・ファイナルズへの出場権を得る。
ワールドカップ・ファイナルズ期間中に、ワールドカップ・ファイナルズの下位8カ国とゾーン・グループIから勝ち抜いた8カ国による入れ替え戦も行われる。その入れ替え戦で勝った8カ国が翌年のワールドカップ・ファイナルズへの出場権を獲得する。
ゾーン・グループ以下のシステムは、これまでと同じシステムで争われる。ゾーン・グループIとⅡでは、ホーム&アウェイ方式で年間3回に分けてのシステムは継続される。ゾーン・グループIIIとIVも従来通りのラウンドロビンで行われる。
更なる詳細は、決定次第発表される。
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