男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は8日、地元スペインのプロサッカーチーム、FCバルセロナのジェラール・ピケが世界ランク30位の
D・フェレール(スペイン)と予選勝者の
M・ククシュキン(カザフスタン)のシングルス1回戦を観戦した。
>>錦織らマドリッドOP対戦表<<>>土居らマドリッドOP対戦表<<ピケはFCバルセロナのディフェンダーとして活躍しており、ライバルチームのレアル・マドリードを激しく敵対視していることで知られている。ピッチ外でもレアルマドリードについて批判的な発言をするなどで、世間を騒がせることも少なくない。
この日ピケは、レアル・マドリードのホームであるマドリッドの地でテニスを観戦。試合中、コートサイドのスクリーンにピケの姿が映し出されると、マドリッドのテニスファンで賑わう会場はブーイングに包まれた。
試合は、フェレールが2-6, 7-6 (7-1), 6-4の逆転で勝利し、13年連続で2回戦進出を果たした。35歳のフェレールは、今回の勝利で2000年にプロ転向を果たしてから通算700勝に王手をかけた。
2回戦では第10シードの
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する。
フェレールは、ムチュア・マドリッド・オープンに今年で15年連続の出場。2010・2014年にはベスト4進出を果たした。
今大会は、順当に勝ち進むと3回戦で第6シードの
錦織圭と対戦する組み合わせ。
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