男子テニスで世界ランク2位の
R・フェデラー(スイス)は16日、ABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、ハード、ATP500)シングルス準々決勝で
R・ハーセ(オランダ)を逆転で破り、ベスト4進出を果たすと同時に史上最年長の世界ランク1位を確定させた。
36歳のフェデラーは19日発表の世界ランキングで2012年10月以来 約5年4カ月ぶりに1位へ返り咲く。
男子テニスで最年長世界ランク1位記録保持者の
A・アガシ(アメリカ)は17日にツイッターで、「36歳と195日。。。ロジャー・フェデラーは我々のスポーツのレベルを引き上げ続ける。また新たな素晴らしい功績おめでとう!!」と綴った。
47歳のアガシは、当時33歳で2003年8月25日付の世界ランキングまで世界ランク1位を記録していた。
また、世界ランク14位の
N・ジョコビッチ(セルビア)はフェデラーのインスタグラムの投稿にコメントする形で祝福した。
「永遠に覚える夜。僕のために始まりからそこにいてくれた全てのファンにありがとう」とフェデラーは17日に投稿。
元世界ランク1位のジョコビッチは「信じられない功績だ。家族とチームにおめでとう」とコーチの
I・リュビチッチ(クロアチア)も祝った。
肘の故障から復帰を目指しているジョコビッチは、2016年10月31日付の世界ランキングを最後に1位の座から遠のいている。
6年ぶり3度目の優勝に王手をかけたフェデラーは決勝で、第2シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。準決勝でディミトロフは第4シードの
D・ゴファン(ベルギー)の途中棄権により決勝へ駒を進めている。
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