テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は10日目の24日、男子ダブルス準々決勝が行われ、
S・グロス(オーストラリア)/
L・ヒューイット(オーストラリア)組は第11シードの
J・S・キャバル(コロンビア)/
R・ファラ(コロンビア)組に4-6, 5-7のストレートで敗れた。サービスの世界最速記録を持つグロスはテニス人生に終わりを告げた。
>>フェデラーvsチョン 1ポイント速報<<>>全豪オープン対戦表<<30歳のグロスは、2016年の全豪オープンを最後に引退したシングルス元世界1位のヒューイットとペアを組み、今大会に参戦。14日には「僕の最後の大会が始まる」とツイッターに綴っていた。
1回戦をストレート勝ちで突破したグロス/ ヒューイット組は、2回戦で第3シードの
JJ・ロジェール(アンティル)/
H・テカウ(ルーマニア)組を破った。3回戦では相手ペアが第1セットで途中棄権する運にも恵まれた。
24日、試合後にグロスは「凄まじい旅だった」と、これまでのキャリアを一言で振り返る言葉を投稿。
グロスは、2012年のツアー下部大会である釜山チャレンジャー(韓国/釜山、ハード、ATPチャレンジャー)で放ったサービスが時速163.4マイル(時速約263キロ)を記録。これは今も破られていない世界最速記録で、ギネス記録にも認定されている。
2006年にプロ転向したグロスはシングルスでキャリア通算38勝62敗、2015年8月には世界ランキングで自己最高の53位を記録した。
一方、ペアを組んだヒューイットは2016年の引退後、オーストラリアの国別対抗戦デビスカップの監督に就任。同年3月のワールドグループ1回戦 オーストラリアvsアメリカでは選手兼監督としてメンバー入りし、ダブルスに出場した。
■関連ニュース
・「圭を追った」チョンが快挙・「考えてほしい」とナダル苦言・ジョコ脱帽「信じられない」■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報