テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は9日目の23日、男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)は第6シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦したが、6-3, 3-6, 7-6 (7-5), 2-6, 0-2時点で途中棄権し、2年連続のベスト4進出とはならなかった。
>>錦織らニューポートビーチCH対戦表<<>>錦織vsノビコフ 1ポイント速報<<>>全豪OP 男子対戦表<<この日、パッシングショットを決めるなどで第8ゲームで先にブレークしたナダルが第1セットを先取。第2セットも第5ゲームで先にブレークしたが、直後の第6ゲームでブレークバックを許すと、第8ゲームで再びサービスゲームを破られ、セットカウント1-1に。
第3セットはナダルがタイブレークの末に奪ったが、第4セットは第4ゲームで先にブレークを許す展開に。第5ゲーム終了時にメディカルタイムアウトをとり、右足の治療を受けたナダルは、その後もチリッチの勢いを止めることができず、このセットを落として試合はファイナルセットに突入。
迎えたファイナルセット、第2ゲームでブレークされたナダルは試合を続行することができず、無念の途中棄権となった。
ナダルは今大会の4回戦で初めてセットを落としたが、第24シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-3, 6-7 (4-7), 6-3, 6-3で下してベスト8進出を果たしていた。
昨年は最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)で膝を負傷して棄権し、けがの回復が間に合わずに開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)も欠場。エキシビジョンマッチ クーヨン・クラシック( オーストラリア/クーヨン、ハード)で復帰を果たした。
一方、8年ぶり2度目のベスト4進出を果たしたチリッチは準決勝で、世界ランク49位の
K・エドモンド(イギリス)と対戦する。エドモンドは準々決勝で、第3シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を下しての勝ち上がり。
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